大きく見える、大きく使える

昨日、毎日の家造りの現場の現場監理業務へ向かう途中、道路沿いの駐車場に停まる２台の自動車が目につきました。
「同じくらいの大きさの自動車に見えるけど？」
同じような大きさの自動車に見えましたが、１台はコンパクトカー、もう１台は軽自動車。
白ナンバーと黄色ナンバーです。
物理的な寸法は、コンパクトカーの方が軽自動車に比べて大きいはず。
それででも視覚的には、同じような大きさに見える。
小さなモノでも大きく見せるデザインの方法があります。
これは、住宅のデザインでも同様です。
自動車に乗った場合、大きな自動車でも居住空間が狭かったり、運転の取回しが大きくてやり難い自動車もあれば、小さな自動車でも居住空間が驚くほど広い自動車、大きな自動車でも運転の取回しが小さな自動車のようにやり易い自動車もあります。

これは、空間デザインが無駄のない効率的な人の利用する空間構成や、室内から外への視界を大きく見たい場所を見る事が出来る死角の出来にくい視る空間構成が実現されているからです。
住宅でも同様な空間構成の出来ている住宅とそうでない住宅があります。
人の実生活に利用出来る空間と効率の良い動線を意図的に導き出す静的と動的な空間の構成を実現する住宅。
住宅内から屋外を見る窓サッシを暖かくて明るい陽ざしを取り入れる事が出来る。
屋外の景色を壁に掛ける絵画のように鑑賞できたり、住空間の一部のように見せる事が出来る。
と、いうような窓サッシの位置と高さ、外部との関係を意図的に取り入れた住宅。
大きく見えて、大きく利用出来る家造りは、限られた住宅という空間を有効に利用する方法です。
その家造りは、敷地の住環境の把握から始まります。

仕事にキリをつける

今日も、幸せ家造り工房の家造りの活動は平常運転。
午前中は、お休みを利用しての家造りの御相談中のお客様御家族と一昨日の地盤調査の結果の御報告と家造りの計画の打合せでした。
お昼からは、毎日の家造りの現場の現場監理に出発です。
いつもと違うのは、家造りの現場では明日かお休みの施工工事業者さんもみえるので、住宅工事の仕事にキリをつけている事。
そして、
「明日からお休みです。」
「年始は・・・日から始めます。」
「今年はありがとうございました。来年も宜しくお願いします。」
といった言葉を聞くようになった事です。

屋根にのる太陽光発電システムの工事もキリがつきました。

通気断熱WB工法の換気装置の部分の外装工事の状況です。
こちらも、年始から始まる外壁工事の準備が万端になっています。
住宅工事の現場では、それぞれの工事の施工業者さんが、業者さん毎にお正月休みの為の準備がされていきます。
新しい年を、気持ちよく家造りの活動が出来る為の準備です。
家造りの現場では、良い年を迎えて、良い家造りの為の住宅工事が実施される準備がされています。