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2016年7月24日

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家造りは誰のため

土曜日、日曜日は、お休みを利用された家造りをされる御家族との家造りのお話が出来る大切な期間となります。
今日も、午前中、午後からと、これから家造りを始められるお客様御家族との家造りのお話の時間を頂いています。
家造りに求められるモノは、家造りをされる御家族それぞれに違います、
世の中には、同じ家造りは無いといってよいでしょう。
その為に、企画された家造りでは、どうしても御希望される家造りを枠にはめるのは難しい事があります。
自由な家造りが出来る注文住宅の良いところでもあり、成功する家造りの難しいところにもなります。
家造りをされる方に知っておいて欲しい事は、求められる家造りが誰の為の家造りであるか?
もちろん決まっています。
家造りをされる御家族みんなの為です。
決して住宅工事を請負う(販売する)事業者・営業マンの為ではありません。
これが、わかっていて、なかなか実践されていのないのが住宅業界です。

家造り

御家族毎に求められる家造りは違っていても、只一つ共通する事があります。
家造りの目的は、それによって御家族が幸せになる事であって、住宅取得が家造りの目的ではないことです。
これが、住宅を取得する事が目的となってしまい後者の為の利益優先の家造りの活動になっう事が多々あるのを知っておいて欲しのです。
そして家造りにおける住宅に求める事は、住宅取得の為のコストもありますが、同時に住宅に求める事に御家族の大切な命を守る事を第一としてください。
御家族が幸せになる家造りは、御家族の命を大切にする事からです。

家族の為の家造り

熊本地震以降、家造りを計画されている地震対策の変更を検討している人は65パーセントとなっている調査報告があります。
変更の検討内容のトップが、耐震性能の引き上げとなっています。
地震の続く日本の家造りでの防災の意識で、今更感のある内容ですが、これは、住宅業界にも責任の一旦はあります。
成功する家造りの第一の条件が御家族の命を守る家造りです。
この頃の巷の家造りの現場では、以前には仕様の多かった耐力壁面材を仕様としない、従来の筋交いの仕様の家造りが非常に多く見られるようになりました。
地震による力に対して、面で支持する耐力壁面材の家造りと線で支持する筋交いの家造りでは、計算の法則で同様な支持力が出ても多方向の力に対し支持出来る耐力壁面材と一方向の力に対して支持する筋交いの仕様では、あきらかなに耐力壁面材の仕様の家造りの方が優効です。
また、耐力壁面材の多くは、防火の性能も発揮する為、火災時の対策にも非常に優効となります。
ではなぜ?耐力壁面材を仕様する家造りが減っているのか。
家造りを住む人の為とせずに、住宅工事を請負う(販売する)事業者の為とする業界の風潮です。
後者の為の家造りは、当然の事ながら利潤を優先とする為に、コスト削減という大義名分で住宅資材の見直し、施工する人の賃金の低価格化という事にもつながっていきます。
家族の為の家造りを実現する。
成功する家造りは、家族の命を大切にする家造りからです。

家造り

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