楽しみな時

家造りの現場での住宅工事では、長い工事の期間中に何度かの大きなイベントとなる工事があります。
大きなイベントとなる工事は、また、お客様御家族と同様に家造りの活動をする者にとっても楽しみな時です。
楽しみなイベントの代表格は、住宅の形が実現する上棟工事です。
そして、次に楽しみとなる工事のイベントが今日実施されました。
住宅の外観の全容が現れる外部の足場撤去工事です。

外部の足場が撤去されると、まずは、住宅のまわりをグルグルと廻ってニンマリ。

その住宅の設計者として、意図した住宅デザインの魅せる住宅の外観が実現している事を何度も確認します。
住宅デザインでは、見る角度・方位・時間によって、その見え方も変わります。
その土地に対して、人がどのように立って住宅を見るか？という事も考察して住宅のデザイン計画がされて、その意図した効果が実現されているかが、ととも楽しみな時です。
これから、住宅の外装部には、更に意匠用の玄関庇やバルコニーの笠木手摺が設置されて、住宅のデザインがもっと引き締まる事になります。

一方、住宅の内部でも次第に各部屋の形状が形となって表れてきました。
住宅工事の最後の大きなイベントともなるクリーニング工事がまた楽しみとなってきました。

耐力壁が始まりました

寒い日の上棟工事が実施されて、屋根には屋根瓦も葺かれた状態となった家造りの現場です。

住宅の構造体の壁の部分の骨組みとなる軸組工事がされた住宅に今日から外装部に耐力壁面材の施工が始まりました。

耐力壁面材は、それ自体で、一般の木造住宅に使用される筋交い以上の強度を発揮し、不燃材という燃えない資材で作られています。
また、住宅の機密性能を高める役割もします。
安全で強い家造りの為の家造りでは、耐力壁に耐力壁面材を使用する事は非常に有意義になります。
耐力壁面材の施工が始まると、住宅を蓋をするという業界用語の工程に進む事になります。