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ただ今、構造計算中
今日から、毎日の家造りの現場での住宅工事の現場監理業務とは並行して、家造りの御相談中のお客様の為の計画がステップアップして次の計画の為の活動に移りました。
住宅の間取り・外観デザインの概要が決まって、次は、計画中の住宅の安全性を証明する為の書類作成です。
構造計算書の作成です。
高性能を謳う家造りの世界ですが、住宅の基本は、人が雨水を避けて、安全に生活が出来る場所である事の実現からです。
どのように、デザインが良くて、大容量の太陽光が載って省エネ性能が高くても、見せかけのローコストを本当に実現出来ても、いざという時に、大切な御家族の命を守る事が出来なければ、何の意味もありません。
御相談のお客様と一緒に住宅の計画をしている段階でも、幸せ家造り工房の頭の中では、その計画中の住宅の安全性、耐震性をめまぐるしく計算もしながらお話をしています。
大切な御家族の命を守る事が大前提である家造りの計画です。
よく、お客様から「こんなプランはどう?」と、業界用語でいう「マンガ」の図面を見せて頂く機会があります。
(カラーで見栄えの良いプレゼンですが、その中には構造的な情報はほとんど記述されていません)
時には、「このプランだと危ないですよ」と、言わなくてはいけない事もあります。
よく、図面を見ただけで、この住宅の耐震性がわかりますね?と聞かれますが、
強くて安全な家とそうでない家のプランの違いくらいは、設計士としての経験上すぐに判断出来ます。
と、いっても自分だけ理解していてはいけません。
計画がされた住宅が、どれくらいの強度があって、安全性が実現出来るかを、ちゃんとして書類でわかるようにしなくてはいけません。
それで、構造計算書の作成です。
今後、住宅の計画の変更があるごとに、構造計算書も検討・修正されていきます。
計画された住宅の耐震性が、建築基準法で定められた基準値をクリアー出来ればよいという考えはしていません。
現に、長期優良住宅では建築基準法の数値の1.5倍とされています。
幸せ家造り工房の工事中の住宅を見て、「どえらい多い」と施工業者さんに言われているのが、幸せ家造り工房の安全性へのこだわりです。
現場も大切、設計も大切
幸せ家造り工房の家造りの活動は、住宅工事の現場監理業務の実施からです。
今日も家造りの現場の住宅工事の現場を廻ります。
大垣市内の家造りの現場では、階段が設置されました。
外部では、コーキング工事が進行中です。
徐々に住宅の概要が姿を表してきます。
岐阜市内の家造りの現場は、基礎コンクリートの養生中です。
住宅の安全性の為にも、しっかりと養生期間をとって工事が段取りがされています。
そして、事務所に戻れば、現在、家造りの計画の中のお客様の為の設計業務です。
今日の設計業務は構造計算書の作成です。
現場も大切にして、設計も大切にして、幸せ家造りの工房の家造りの活動は毎日続いています。