鍵をお渡しします

今日は、大安という事もあって、お客様に住宅の鍵をお渡ししました。
お天気は、あいにくの小雨もようですが、お客様御家族にとては楽しみな日です。

鍵をお渡しする為の書類にサインをして頂き、鍵の入った袋をお渡しします。
住宅のマスターキーは、誰も封が開けていない事を証明する為に完全に封印された状態の袋の中に入っています。

お客様自身が、この袋の封印を破って鍵を取り出して頂く事になります。
住宅の玄関扉には二つの鍵穴があり、住宅工事中は、一方の鍵穴に工事キーで使用していますが、残りの一つの鍵穴は封印された状態になっています。

今まで使用出来ないようにしていた鍵穴の封印を外します。

そして、お客様自身で袋から取り出したマスターキーを使用して鍵の開閉をして頂きます。

今まで使用していた工事キーが利用出来なくなっている事をお客様自身の目で確認して頂くまでが、お客様の大切な住宅の鍵をお渡しするという責任です。
これから、お客様御家族によって、お客様御家族の色になる家造りがスタートします。
家造りに携わる者の責任は、これで終わりではありません。
これから、お客様御家族と一緒に毎日の生活の為の家造りの活動が始まる事になります。

同じ間取りでも

よく、きれいなカラーの間取り図に資金計画書等の資料がついたプレゼンを見せて頂く事があります。
ただ、このようなプレゼンの中で、外観のわかるような資料が添付されていないものもあり？と思ってしまいます。
住宅の計画で非常に大切な住宅の取得の為の資金計画での住宅に掛かる費用は、
同じ間取り、
同じ仕様、
であっても、住宅の外観、デザイン・形状に掛かる住宅の費用は大きく変わります。
ですから、きれいなカラーの間取り図だけで、住宅の外観のわかる資料がプレゼンでは、どのような根拠に、その住宅計画での資金計画を導きだしているのでしょうか？
単純に施工坪での坪単価が根拠？
屋根の形状でも実際に掛かる住宅工事の費用は変わります。
デザインでも同様。
また、あまりチェックはされていないかもしれませんが、住宅の階高つまり住宅の高さでも住宅の工事に掛かる費用は変わります。
住宅計画では間取りが中心に進んでしまいがちです。
同時に、家造りの計画では、住宅の形状・デザインを明確に決める事が大切です。
住宅のデザインによって、間取りが変わる事もあります。
間取りとデザインを同時に考えていく事が正しい家造りの計画の方法です。