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2013年2月10日

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デザインのもう一つの理由

家造りでは、住宅のデザインも重要な要素です。
住宅会社や設計士・建築家によって住宅のデザインの方向性が決まる事も多いのですが、本来の家造りではその住宅に住むお客様御家族の意向(趣味)を大切にしなくてはいけません。
幸せ家造り工房の家造りでも、住宅のデザインを大切にしています。
家造りの計画の際に、お客様に必ず御希望される住宅のデザインの方向性をお聞かせして頂きます。
住宅デザインでは、住宅本体の外観のデザインもあれば、使用される住宅資材のデザインもあります。
住宅資材のデザイン性では、住宅の窓サッシも住宅全体のデザインの方向性を決める重要な要素になります。
窓サッシのデザイン・形状一つで、その住宅の見栄えが変わってきます。
窓サッシは一般に普通の引き違いの窓と意匠窓に大きく分けらて考えられます。
設置される部屋の用途で窓サッシの形状も決められるのですが、住宅原価のコスト面では同じ大きさの窓で比較すると一般の引き違いサッシよりも意匠窓の方がコストが高くなる為、住宅会社の利益を考えれば引き違い窓を使用した方が利益が上がる事になります。
したがって、用途上の引き違い窓を使用する必要がある箇所以外では、住宅デザインの魅せる部分には意匠窓を使用して、住宅の裏の部分のような他の部分の小窓には引き違い窓を使用する傾向が多くなっているのが現状です。

家造り

現在の幸せ家造り工房の家造りの場合、用途上に引き違い窓が必要な個所以外は、ほとんどが意匠窓を使用しています。
なぜ、住宅会社側の住宅原価のコストアップの負担を増やしてまで意匠窓を多く使用しているのか?
これは、一つに防火仕様時の省エネ窓(樹脂サッシ)での対策もありますが、大切な理由がじつはあります。
家造りにおける防犯対策、安全な家造りの為です。
目立つ(見栄えのする)住宅ほど、防犯上は有利である事は御存知でしょうか?
多くの人の目が集まる理由です。
また、防犯対策としては死角が出来る住宅デザイン・外構工事をしてはいけない事も人の目によっての防犯対策もあります。
意匠窓の場合、多くが構造的に複雑で引き違い窓のように簡単にガラスを割って窓を外したりする事は難しくなります。
また、設置位置も窓サッシの寸法もあって普通の窓サッシよりも高い位置に取り付けする方が見栄えのする家造りに意図的に計画出来ます。
窓サッシの位置が高ければ、外部からは簡単に手が届かなくなります。
また、人が侵入出来る寸法の窓サッシを使用しなければ、なおさらです。
住宅のデザインは、住宅の見栄えという基本の目的もあれば、住宅の住環境の安全性の目的もじつはあるという事です。
もちろん、住宅のデザインは、その住宅の必要な基本性能を実現できる工事をする事が前提です。

手が届きますか?

家造りで、トイレは広くと考える方も多いでしょう。
普通の畳一枚分の広さのトイレではなく、もっと広いトイレです。
トイレに手洗いを付けて、収納も充実する。
また、広いトイレでは介護を必要とする人の使用を前提に計画する事は、とても良い事です。
使用する人・介護する人のそれぞれの立位置を考えてトイレの計画をします。

家造り

ところで、大きなトイレを計画する場合、軽視されがちなのが便器の位置関係です。
一坪ある広いトイレで、便器はどの位置に考えられますか?
トイレのセンターに便器?
実際に用をした後、紙巻器や便座のリモコンには座ったままでは手が届かなくなってしまいますよね。
広いトイレを計画する場合は、使用する人がどの位置の便器に座って、どのように座ったまま利用するのか?という事を考えて計画しないと、使用する人が大変なトイレになってしまいます。
広いトイレでは、広くする目的・使用する人・利便性・機能性それぞれを考えて計画をしてください。
人の生活には切っても切り離せないトイレです。
快適に使用出来るトイレの計画をしてください。

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