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雨があがって
昨晩から降った雨は、午前中には止んで良いお天気になりました。
大垣市内の家造りの現場では、昨日の土台伏せの工事の次の工事工程の再開です。
養生の為のブルーシートをめくって、基礎の中をきれいに掃除をして、基礎の中に溜まった水も処理します。
高気密を謳う住宅と違い、通気断熱WB工法の家は、基礎の中も常に換気して呼吸をする事が出来ます。
屋根が出来る前の工事中に基礎内に雨水が侵入しても、濡れたままの状態や湿気の籠った状態になる心配はありません。
基礎の中も呼吸によって、常に湿気のこもる事のない乾燥した状態に保つ事が出来るからです。
基礎の掃除が終わったら、次の工事の工程です。
1階床下部分の断熱材の施工です。
通気断熱WB工法は、家が呼吸をして季節によって衣替えする住宅です。
暑い夏、寒い冬と変わる気候に合わせて、基礎の断熱材・床下の断熱材がそれぞれが有効に作用します。
床下の断熱材は、高耐震メタル工法に合わせて、細かな升目に敷き詰めます。
断熱材を留める材料としてダーンタックルという金物が先に施工されます。
床の断熱材は、通気断熱WB工法の為の通気層を設けるように施工されました。
断熱材と高耐震メタル工法の分厚い床パネルの間にも通気層が設けられます。
月曜日から雨が数日続くお天気予報です。
事前に御近所の方へ御挨拶をさせて頂いて、御迷惑にならない時間に配慮して、晴れ間のうちに次の床パネルの施工がされます。
良い家造りは、良い施工環境と御近所の方々への配慮と合わせての実践です。
色は住環境に大切
家造りでは、数値的性能の他に人の感覚的・体感的な要素も大切です。
住宅の居室内の色のコーディネートも人の感覚・体感には重要な要素です。
現在、関市内の家造りの現場では内装工事が進行中です。
住宅内の壁や天井の下地材に通気断熱WB工法の透湿クロスが施工されています。
今まで、下地材の色で覆われていた部屋の中が徐々に鮮やかに明るくなってきました。
人の感覚・体感では、同じ窓からの採光の明るさでも、住宅内の色によって明るくも暗くも感じます。
明るさの感じは、その色の光の反射の影響もあります。
明るい色は、空間を広く、暖かく感じる事が出来ます。
暗い色は、その逆に感じる事が多くなります。
また、天井と壁の色の明るさも、天井を明るい色にする事によって空間の広がりが出来きて天井が高く感じる事が出来ます。
家造りでの色の決定は、自分自身の好きな色も大切ですが、その色の住環境の感覚・体感の効果を考える事も大切にしてください。