デザインだけではありません

家造りでは、住宅デザインを優先する考えの家造りと住宅性能を優先する考えの家造りに大きく分かれます。
両者は、相容れないというような考えが一般的な考えですが、お客様の為の家造りを考えた場合は、それで良いのでしょうか？
一生に一度の大事業である住宅の取得です。
誰だって、カッコイイ住宅に住みたい気持ちはあるはずです。
カッコイイ住宅でも、耐震性が低かったり、夏は暑くて冬は寒い住宅では困ります。
でも、住宅情報誌に掲載されているようなデザイン重視の住宅の住み心地は、実際に住んでいる人でないとわかるものではりません。
住宅のデザインと住宅の性能を両立をさせた家造りを、家造りに関わる者は実現させる事が、お客様の信頼に応える為の方法です。

関市内の家造りの現場では、昨日のお客様との現場打合せも終わって、その打合せ内容を基に住宅工事の造作工事時に先行して工事をする補強下地工事の場所の確認と打合せをしています。
住宅工事の工事工程も大工さんによるお部屋の形状を造りだす造作工事の段階に入って、この住宅の特徴である広いリビング空間を更に縦方法の高さを広くする勾配天井の天井下地の工事がされています。
デザインを優先する勾配天井部でも通気断熱WB工法の壁内から小屋裏部に通じる空気の流れを確保する工事がされています。
一見、何気なく見てしまう住宅工事の光景ですが、じつは、その光景のなかに住宅のデザインを実現させながらも住宅の強さ・安全性・省エネ性・快適性といった性能を支える為の工事が見る事が出来ます。
お客様御家族が希望された居住デザインと高耐震メタル工法による強くて安全な住宅、通気断熱WB工法の省エネ性・快適性・健康な家造りの住宅。
デザインだけではない、性能だけでもない、両立した家造りの実現の為の住宅工事が進行しています。

いつからお休み？

家造りの現場も、年末の為の準備があります。
今日も家造りの現場の現場監理業務では、工事をしている家造りの仲間の施工業者さん達と年末から年始にかけて必要な資材の確認の為の打合せを繰り返しています。
住宅工事をする施工業者さん達に比べて、建築資材を納品する資材販売業者や資材メーカーさんの方が年末から年始のお休みの期間が長い為です。
お客様の為の住宅工事の工事工程に支障のないように、しっかりと現場監理、資材管理の為の打合せを繰り返しています。

幸せ家造り工房の家造りの現場では、大工さんによる造作工事の工事工程です。
造作工事では、多くの種類の建築資材を使用して工事が進行する工事の工程です。
その為、現場監理業務での資材管理も多くの種類の資材の発注・納品等の管理もする事になります。
お客様の為のより良い家造りの為の大切な現場監理業務です。
年末だから、お正月だからと言って、おろそかにしてはいけません。
よく、「年末はいつからお休み？」と聞かれますが、
決まって答えは「お休みはありませんよ」です。