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屋根の上
今日、羽島市内の家造りの現場では、工事中の住宅の屋根に太陽光発電システムが設置する工事がされました。
スマートハウスと呼ばれる消費する住宅から創エネ住宅化です。
プラス通気断熱WB工法のトップ水準の省エネ性能の家造りで、消費も抑えられた住宅にねっています。
現在の家造りでは、計画の段階から(立地条件で可能であれば)屋根に太陽光発電システムを設置するという前提で設計をしています。
新築時には設置をしなくても、将来的に設置が(発電効率も配慮して)可能としています。
地球の環境とお財布に優しい家造りです。
ところで、住宅の設計では仕様とする屋根材によって構造計算で法規上必要とする住宅の強度が変わる事は御存知でしょうか?
重い屋根(陶器瓦等)の住宅ほど、その住宅に要求される強度は、軽い屋根の住宅より大きくなります。
住宅に掛かる実際の費用を抑えて利益を上げるような家造りの場合、住宅の計画でも住宅の強度を法規制ギリギリの数値の計算での住宅とする方法もあります。
別に、法規上適正な住宅であるから良いという事でしょう。
ただし、この場合は、将来的に屋根に荷重の掛かるような工事をしないという条件です。
例えば、将来的にリフォーム工事で軽い屋根材から重い屋根材へ葺き替えた場合は、明らかにその住宅は強度不足な危険な住宅になってしまいます。
例え、屋根の葺き替えでなくても、屋根に荷重を掛けるような工事は同様です。
将来的に、屋根に太陽光発電システムを設置するという前提で住宅を計画するという意味は、そのような住宅の安全性への配慮もしているという意味です。
住宅の屋根の上の事も、現在の事だけでなく、将来の事も考えなくては良い家造りとは言えません。
土地も同行します
多くの人にとって、家造りは一生に一度の大事業です。
始めての事でわからない事・不安な事ばかりです。
そんな、不安を一緒になって、一つ一つ一緒に解決していく事も幸せ家造り工房の大切な活動の一つです。
今日も、安八郡地内で御相談中のお客様と一緒に、家造りの土地となる場所の下見を一緒に同行しました。
土地の立地条件、
道路の状況、
上水・排水設備の状況、
電柱・電線の皆無、
法規製による制約の状況、
土地に掛かるであろう工事、
多くの観点から、土地を見て、建築士としての意見、良い事も悪い事も率直にお伝えします。
この時点では、あくまでも専門職である一建築士としてのお話しであって、住宅営業というものには一切関係ない応対です。
じつは、このような住宅営業というものを一切していないくて、御相談のお話しがあれば、あくまでも専門職の建築士としてのお客様にとって良い事・悪い事も全てつつみ隠さずお話しをしています。
だから、よく営業マンの応対を期待している方からは、肩透かしで、全然違うねと言われてしまっています。
今日も、そのようなお話しのお客様との同行の時間でした。
大切な事は、一生の一度の家造りの為のお客様の想いに応えて、お客様のわからない事・不安な事を一つ一つ解消していく事です。