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2012年5月19日

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家造りの選択肢

家造りに対してのお客様の趣向・選択肢も日々変わっていきます。
住宅の床材もそうです。
数年前までは、カラーフロアと呼ばれる既製品の床材が一般的なフロア材として多く使用されていました。
カラーフロアも、耐キャストの傷が付き難いモノ、鏡面素材のモノ、硬質なモノ、ワックスレスのモノ・・・多くの選択肢がありました。
現在は、無垢の木質の床材をフロア材として住宅に使用する事を選択されるお客様が大半になりました。
無垢のフロア材とカラーフロア材でも、それぞれに長所短所がありますので、それを理解したうえで仕様の決定をおすすめしています。

フロア材

現在の家造りにおいて、無垢のフロア材はパイン材が代表的です。
でも、それ以外の材種の無垢のフロア材もあります。
フロア材の木材の材種ごとに特性があります。
同じ無垢の木質床材でも、材種によっては色目、硬さ、粘り、収縮そり、経年変化の具合も変わります。
御希望されるお客様の為に、数種類の材種のフロア材のサンプルを取り寄せた時、誤って床の落すと硬い材種の為にサネ加工された箇所が簡単に割れてしまった材種のフロア材とそうでない材種のフロア材があった経験もあります。
硬い材種は割れが発生し易く、柔らかな材種は傷が付きやすい、といったような木材の材種の特性もしっかりと理解しましょう。
家造りでは、多くの選択肢があります。
家造りに関わる者が、あなたに多くの選択肢のうちの一つをお勧めした場合、それは今までの家造りの経験に基づくものである選択である事も知っておいてください。

フロア材
ショールームでの選択肢

家造りでは、お客様に多くの選択をお願いする事になります
家造りの選択肢の場合、実際の自分の目で見て触れる事が出来る体感出来る機会は大切な機会です。
住宅設備機器メーカーさんのショールームも大切な体感できる場所です。
今週も土曜日となって、今日もお客様と住宅設備メーカーさんのショールームへ同行しました。
ショールームで体感見学する時も、多くの選択肢を聞かれる事となります。
システムバスの仕様の選択では、天井の形状があります。

お風呂の天井
ドーム型の天井にするか?

お風呂の天井

フラット型の天井にするか?

システムバスの天井の形状の選択でも、それぞれの長所短所があります。
ドーム型の天井では、天井が高い事による解放感があり、天井の形状が浴室の天井に付く湯気による水滴が壁面に流れやすいように工夫がされている反面、システムバスの天助箇所の清掃のし難さにつながります。
フラット型の天井は、反対の性格で、掃除はしやすいですが、天井からの水滴が頭に落ちやすいという事もあります。
家造りでは、多くの選択をしなくてはいけません。
それによる長所・短所をしっかりと見極めて、あなたとあなたの御家族のより良い住宅を実現してください。

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