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住宅の価格
ニュースでは福袋は例年とおり好調といっていましたが、自分の見る限りでは福袋も売れ残りが多いような気が・・・。
見せかけだけの安さの時代は過去になるのかもしれません。
広告のような大幅値引きの住宅はどうして可能なのでしょう?
以前にモニター住宅の仕組みを聞いた事があります。
モニター住宅の表示価格は、本体価格表示のみで1000万円を切るような安い価格で限定数で受付られます。
目的は、応募する住宅を考えている方の名簿取りの方法として企画されます。
抽選で外れた方にも、別にこういったお値打ちな企画がありますよと営業をする方法です。
ところで、このような大幅値引きな住宅ばかり建てていて住宅会社は成り立っているのでしょうか?
もちろん会社経営として成り立っているからやるわけで、住宅原価+人件費+会社経費に利益が残るような価格設定の仕組みになっています。
当然、住宅価格に見合う原価の住宅になっているわけですが、では、なぜ?最初から可能なのに大幅値引きをうたった広告になるのでしょうか?
ここに、住宅には定価がない、本体+付帯工事という価格になる点があります。
本来の住宅価格に値引き分を上乗せした価格に前もって設定すればよいとか、付帯工事分でその分を取り戻す方法です。
もちろん、減価+人件費を割るような価格で正直に経営する住宅会社もありますが、少数でしょうし、毎回そんなことをすれば住宅会社が潰れてしまいます。
住宅価格の2重構造が原因になっていますが、自分たちの住宅は〇百万円値引きしてもらったという値引き競争の情報の先行もあります。
誰だって安い価格の方が良いにきまっています。
でも、大幅値引きで住宅価格を設定できるなら、最初からその価格で表示できるはずです。
信頼出来る住宅会社とは、嘘のない住宅会社という事を思い出してください。