blog

新着情報&ブログ

2006年1月22日

ブログ

誰の為に使う?

今日、家造りの仲間の業者さんから、ちょっとそれはないだろうという話を聞きました。
現在、震災の影響による建築資材の不足は深刻になっています。
合板類・断熱材はもちろんですが、住宅設備機器もメーカー側でも納品予定がいえない状況が続いています。
設備機器の部品を製造する主たる会社が震災地にあった事が原因です。
現状の多くの家造りの現場では、オール電化住宅の為のIHクッキングヒーターやエコキュートが納品されずに、もう住宅に住まなくてはいけないお客様が困っている話しを聞きます。
この深刻な時期に、お客様の為に家造りをする側の住宅会社側の人の住宅のオール電化工事の為に現在品不足で困っているIHクッキングヒーターやエコキュートが先に工事されたという話しでした。
「困っているお客様の住宅を優先にするのが普通でしょう?」
「うん、当たり前」
という会話です。
住宅会社の人間のモラルの問題です。
目の前に困っているお客様がいれば、お客様を優先するのは当たり前の事です。
たとえ、メーカーや機種が違っていても、当初、確保された機器をお客様宅に取り付けて利用して頂いて、正規の機器が入荷されたら交換すればいいいだけの話です。
じつは、同様に自分の自宅のキッチンの改修工事用予定のIHクッキングヒーターを入荷されたまま、梱包も明けない状態で持っています。
IH
子供も利用するから危険だからと、ガスからIHに変更する為の機器です。
でも、震災からずっと、その工事はせずにそのまま持っているわけは?
もちろん、家造りの現場において、メーカーと約束をしていた時期にIHクッキングヒーターが入荷されなかった時の保険です。
現在、設備機器の納品状況は当日にしかわからないとメーカー業者さんが言う状況です。
この緊急時に、いくらメーカーと納期を約束をしていても、もしも!という時も考えられます。
だから、自分の家族にはゴメンナサイをして、そのままIHクッキングヒーターを新品の状態で持っています。
もしも!の時は、このIHクッキングヒーターを使用して頂いて、正規の機器が入荷したら交換をすれば、お客様はお困りになる事もありません。
「もう確保してあるけど、いざとなったら事務所のエコキュートをしばらく使ってもらう為に持っていく事も考えていたよ」
と、業者さんと苦笑いをしながらの会話でした。
実際に、事務所に展示してあるキッチンも持っていく事も話題にした事もあります。

お問い合わせはこちら!

メール

資料

モデルハウス

アクセス

pagetop