積算での姿勢

今日は次回、打合せをする為に御相談中のプランの積算をしていました。
積算時には同時進行で設計図書の作成もしていきます。
正確な設計図書を作成し、それをもとに拾い出し積算をする事でプラン中の住宅計画を思案出来ます。
また、住宅工事ではメーカー製の既製品のみで材料を使って出来るばかりではありません。
その住宅毎に、特別にオーダーをして作成される材料も必要になります。
もちろん、こういった資材は値段が表示されないモノです。
各資材毎に、仕様・寸法を決定して制作するメーカーから見積りをとって積算する事になります。
そして、そこで重要な事は資材を特注オーダーする場合は通常の定価の１．５倍から２倍になってしまうので、資材毎に値段交渉をして少しでも低価格で良いモノを住宅工事に使用出来るようにしなくてはいけません。
本来、こういった交渉は住宅現場サイドで行われるものですが、計画段階でこういった交渉をしておかないと、実際にその資材は制作施工可能か？という問題と価格面でも住宅会社が赤字にならないような安全を見越した価格設定になってしまいます。
これでは、お客様の為の家造りの為にはなりません。
より良い住宅をローコストで実現出来る家造りでは、計画段階からの交渉です。
図面化・打合せ・交渉と大変ですが、お客様の為の良い住宅の実現の為です。