現場での体感打合せ

昨日は、午前と午後の家造りの現場の二現場でお客様と体感打合せをおこないました。
お客様自身に実際の家造り現場に立って頂いて、自分のスケール感で体感して頂き、設計図書やプレゼンではわからない住宅の感覚を知って頂き、それを家造りに活かして頂く為の打合せです。
幸せ家造り工房の家造りの場合、こういった家造りの現場での体感打合せを工事の進行中に何度もして頂く事になります。
家造りの現場での体感打合せはお客様と設計監理者である自分以外にも実際に施工をする業者さんも立会います。
一番、打合せ事項の多い業者さんは誰と思われますか？
大工さん？内装業者さん？設備業者さん？
じつは、一番詳細な打合せが多い業者さんは電気工事業者さんです。
お客様ごとに家造りが違うように、お客様自身も違います。
お客様の体型、家族構成。
お客様毎に合わせて家造りでは、間取りが決まり、トイレや浴室の広さ、キッチンのキャビネットの高さが決まってきます。
更に家造りを追求していくと、電気設備の構成に始まって、コンセントの位置、スイッチの高さ・形状も住むお客様毎に変わります。
夜、玄関からリビングに入る時に、暗いリビングの明かりをつける為に玄関ホールからリビングのスイッチに手をのばします。
また、リビング内でスイッチを使用する時、両者では立つ高さの位置が変わります。
もちろん、大人と子供の身長の違いも考慮しなくてはいけません。
夜中、トイレに行くときに真っ暗な中で手探りで進んで照明のスイッチをつけるという毎日の行為も実際の家造りの現場で立ち会って体感する事によって、変わるかもしれません。
体感打合せをして頂くという事は、２次元で表現する設計図書では気付く事が出来なかった事に気付く為の目的です。
毎日の生活の為に体感打ち合わせはとても大切な事です。
納得がいくまで、少しでも疑問・不安があったら、何度でも実際の家造りの現場で体感打ち合わせをしてください。
信頼出来る住宅会社であれば、良い住宅の実現の為に何度でも体感打合せを実践してくれるはずです。