情報公開の配慮の方法

今日も住宅設備機器メーカーさんのショールームでお客様との打合せでした。
やっぱり、土日祝日のお休みの日はショールームの御見学の方が多く混み合います。
今日もシステムキッチン、システムバス、洗面化粧台セットと、住宅設備機器の仕様の確認とお客様の御希望を聞きながらアドバイザーさんと一緒に行動を共にしていました。
今回のお客様も何度目かのショールームでの打合せでした。
お客様の家造りで住宅がそれぞれ違うように各住宅設備機器の仕様もお客様の家造り毎に違います。
家族構成、生活習慣、生活による御家族の利用する時間帯・・・。
お客様の御家族の生活に合わせて住宅設備機器の仕様も決定しなくてはいけません。
システムバスの浴槽ひとつの場合でも考えなくてはいけません。

一般的な浴槽のシステムバス。

半身浴の浴槽のシステムバス。
小さなお子様が居る御家族には、半身浴の浴槽でと考えれ事は多いのですが、反対に半身浴のステップ部分を利用して飛び出しちゃうと御心配になられるケースもあります。
お子様の事をよく知られているお母さん（お父さん）だからこそ気が付く事も。
じっくりと納得のいくまで考えて仕様を決めて頂きます。
ショールームでの打合せの時に、気になるのが仕様変更による資金面の心配。
これにこちらを付けてたらいくら変わるのか？
カタログやアドバイザーさんからは定価での差額はわかります。
でも、あくまでも定価であって実際の差額は？という事になります。
幸せ家造り工房の植田の頭の中には各仕切値が入っているので、実際の実行予算の差額は判断出来ています。
で、お客様がショールーム内で見学しながら知りたい時は、サッと手のサインでお教えしています。
もちろん声を出してお教えしても良いのですけど、他の住宅会社さんのお客様も見学しているからです。
幸せ家造り工房の家造りでは、お客様に対して情報公開をするというスタンスから実際の仕入れ値の実行予算をお教えしています。
でも、普通の住宅会社さんの場合だと、実際の実行予算に利益を足した額をお客様にお教えする事になります。
だから、そのお客様が実行予算を知って聞いた額の違いで住宅会社さんとの関係に問題が出てしまうかもしれません。
誰だって１００で買えるモノが１３０で買わなくてはいけないのを知ったら気持ち的にはおもしろくありませんよね？
情報を公開するという事は、情報を公開する方法、情報公開する対象の方だけにしか公開できない事もあるという事も考慮してお教えしているという事です。
ショールームでの御見学後は、しっかりとまた打合せをさせて頂いています。