blog

新着情報&ブログ

2006年1月22日

ブログ

岐阜の地盤特性を考えて

良いお天気が続いていますね。
昨日も外ではお祭りの太鼓と鐘の音が鳴り響いていました。
ゴールデンウィークは雨が多いのですが、今年はお天気が続いて良い行楽日和です。
それでも、現場監理は休まず毎日続けています。
今日も、以前のメールマガジンの抜粋の内容について

■いざ、住宅計画。デザイン・間取り・工法。でも地域特性を考えている?1■
あなたは、住宅を考える時、何を優先して計画しますか?
モダンなデザイン、和風なデザインの外観。
家族の希望、使い易い間取り。
収納も多いほうがいいですね!
工法は、会社によって決まってきますが、木造在来、2×4、軽量鉄骨・・・。
でも、地域特性を言われる会社は、少ないですよね。
あなたの住んでいる又はこれから建てられる地域、岐阜市から西濃、南濃地域は水が豊富な地域です。
井戸が利用できる地域も多いです。
と、いうことは、反面、地盤は大変、軟弱な地域になります。
今現在、工事中の垂井町(地盤は岩盤層で強いとされる地域)の物件で地盤面下、2mの軟弱な自沈層のある調査結果、岐阜市西改田(平野部でも北より)で地盤面下、4mの軟弱な自沈層のある調査結果が、出ています。
ところが、各地の周辺では大手HMの住宅や分譲住宅が建っているのですが、地盤改良をしている建物はわずかです。
完成・地盤・瑕疵の3大保証制度がある現在でも、実際に建てている住宅業者は、いまだに、体質・意識が変わっていないのが現状です。
地盤強度に関しては、この地域は、山側より平野部、北部より南部にいくほど、軟弱な地盤になることを覚えていてください。
建てられる又は買われる住宅会社さんからは、必ず、地盤調査データーの公開を求めてください。
この場合、実際に建てる住宅の位置のポイントの地盤強度データー(隣の区画ではダメ)であることを確認してください。

3年前の記述ですが、現在は瑕疵担保責任保険によって加入時に地盤調査の結果の提出義務がかさられました。
これで安心・・・ではなくて、地盤改良工事の選択は設計者(住宅会社)にまかされています。
その為に調査結果の透明化の為にも地盤保証制度の加入が必要です。
ただし、地盤保証会社の判断もあってはならないのですが、各会社が違うのでは?という経験を以前にしています。
保証会社の選択も必要な事ではないかというのが自分の率直な意見です。

お問い合わせはこちら!

メール

資料

モデルハウス

アクセス

pagetop