家庭内ネッワークについて

家造りでお客様と打合せしている際に、まず話題になるのが家庭内ネットワークについて。
簡単にいうとＬＡＮ配線をどうするか？
家庭内でのＬＡＮの構築というとインターネットの回線でパソコンとどうつなぐかを指しますが、このごろは家電製品にもインターネットの配線が可能なモノも増えてきています。
まずは、有線の配線にするか？ＷｉＦｉでするか？
ＷｉＦｉにするのであれば、ＴＥＬ配線（もしくはケーブルＴＶ配線）の位置を決めて、モデム・無線ルーター等の設置個所と電源を確保すればＯＫ。
有線のになると、プラスアルファ考えなくてはいけません。
有線のＬＡＮケーブルは、対応している規格によって「カテゴリー」が分けられて、カテゴリ５とかカテゴリ６次は７とかあります。
今後の技術によりさらに規格も変わってくるでしょう。
現在利用出来る規格が１０年後には使いものにならないかもしれません・・。
住んでもからもローコストな家造りには難しい問題です。
今後の対策としては、ＬＡＮケーブルの前の先行配管を工事して、その中にケーブルを通して、規格に対応出来るＬＡＮケーブルに交換する方法しかないと思います。
どちらにしてもコスト面の問題が出ますね。
ＷｉＦｉの技術も進化し続け、速度面でも通常の動画再生程度では問題がなくなっています。
現状、有線ＬＡＮを希望されるなら最低限の範囲で例えばＷiＦｉの干渉を考えて１階と２階を結ぶ間、それ以降はＷｉＦｉで構築する方法が現実的なのかもしれません。
ネットワークの技術の進歩を考える事も、これからの家造りには大切な事です。