同じ工事に見えても

今日は土曜日で快晴。
とにかく日差しが照りつける暑い日です。
空間住宅、コミュニケーション住宅のお客様と現場で打合せの日でした。
それぞれ、工事が完了・完了間際になって今後の日程の打合せで、完了検査、その後の住宅の登記の日程、お引き渡しの日程やお引越しの日を打合せです。
住宅が完成すると、登記・融資・火災保険等の手続きでお客様も忙しくなります。
その為の打合せの日でしたが、外は夏空で暑いの一言。
でも、住宅内に入ってＷＢ工法の住宅の涼しさに、みなさん大満足のようでした。
同じようなデザインで外から見ただけでは住宅の性能はわかりません。
高気密の省エネ住宅のように空調機の作動が前提の住宅もあれば、ＷＢ工法のように自然の力を利用する省エネ住宅もあります。
なかには、外観は立派ですが省エネを目的とする工事をされていない一般住宅もあります。
どの住宅がそうであるか？外観からわかりませんから見てくれ重視の住宅も多くあるのが現状です。
住む方が、住宅に何を求めるか？で、その家造りは変わっていきます。
リフォーム工事でも同じです。
出来栄えは同じようなリフォーム工事でも工事の中身は変わる場合があります。
例えば、トイレの改造でウォシュレット用の電気コンセントを付けるとします。
片方の業者は、電気配線が取り易い天井の照明器具から電気配線をとろうとします。
もう一方の業者は、少し工事の手間が余分に掛かりますが、トイレ照明のスイッチの分岐箇所からとろうとしました。
見た目は同じようにウォシュレット用のコンセントが出来ています。
でも、利用するお客様の立場になると、照明器具から電気配線をとれば、常時照明を点灯しておかないとそのコンセントは利用出来なくなります。
実は、この事例が前回のリフォーム業者さんの見積の内容での施工方法とお客様に教えて頂いた事です。
もちろん、幸せ家造り工房の見積では後者の方法になっていました。
住宅工事では、同様に見えても中身は違う事は多くあります。
外観だけでなく、中身にもこだわった家造りは大切な事です。
外観・中身・性能・使い勝手・長期の維持をローコストで実現する事が幸せになる家造りと考えています。