blog

新着情報&ブログ

2006年1月22日

ブログ

価格破壊

昨日のお昼休中に有酸素運動をしながらTVを観ていると、「生命保険の価格破壊」という内容で某ネット生命保険が紹介されていました。
同様な純保険料に対して対面式の生命保険販売方法では、人件費・会社店舗維持費等の経費という付加保険料のコストが掛かる為、インターネットに専業する事で安くお客様に提供出来るというお話しでした。
(わかりやすく大雑把に書くと、お店の家賃も電気代もいらなくて、大勢の事務員さんやセールスレディの給料もいらないから、その分、生命保険が安くなりますよという内容)
更に情報の公開という事で保険料に占める純保険料(原価)と付加保険料(手数料)の内訳も開示していますというお話しでした。
原価と利益という関係であれば、同じ原価ならば利益が安ければユーザーに安く提供出来るという当り前といえば当り前なのですが、実際には大きな組織では維持するのに必要な利益(経費)がある為、非常に難しい事です。
また、情報の公開による原価と利益(手数料・経費)を明確にする事も、営業手段としては難しいお話しです。
原価に対して利益が存在するのは住宅でも同じです。
原価
仮にあなたが1500万円の住宅を建てた場合、その住宅の内訳費用として純住宅原価1000万円・付加住宅費用500万円として、あなたに情報公開された場合にどう思われますか?
「いつも来てくれる営業の人の・・あの立派なショールームで珈琲を出してくれた事務員さんの・・」って思っちゃいませんか?
会社経営側なら当たり前の事ですが、払う側の人間なら思って当たり前の感情です。
住宅原価の情報公開という事は、住宅という非常に高額な費用であるモノである性質上、人の感情面で非常に難しい事なのです。
現状の施工面積と本体価格という安さを錯覚させる住宅の価格破壊ではなく、本当の良い住宅を安く提供する為の住宅の価格破壊を実現する為には、上記の生命保険と同様に付加住宅費を抑える事は当たり前ですが、それを実現した信頼という為にも住宅原価の情報公開は必要不可欠になります。
(住宅純原価を大きく占める資材仕入れ値は、各社努力によって大きな差がないのが現状でしょう)
幸せ家造り工房の家造りでは、上記生命保険と同様な取り組みをして、お客様の為の良い住宅の実現の為の活動をしています。
もちろん、すべてのお客様に対しても情報公開をしています。
じつは、情報の公開を出来るという事は純住宅原価と付加住宅費用の割合で、非常に付加住宅費用が少ないから出来るという上記生命保険と同じ理屈もあるのです。

お問い合わせはこちら!

メール

資料

モデルハウス

アクセス

pagetop