パラペット立ち上り通気完成

今日は午前中、美濃加茂市中部台で土地情報の打合せです。
現在、中部台で土地を探されているお客様の為の条件の合う土地探しの為です。
中部台販売センターの方と打合せ・交渉して条件を満たす土地の情報を得られました。
打合せ後、お客様に結果をメールで御報告してから美濃市の現場へ移動です。
美濃市の現場は、外壁工事が終わり板金工事の工程です。
外壁部工事は電気工事業者さんも今日で終了するので、足場を解体するばかりになります。
美濃市の現場は、ＷＢ工法の住宅としては東海地区初のデザイナーズ住宅の四角い家です。
ＷＢ工法は、通気断熱工法として外壁部は２重の通気層を設ける構造になります。
一般の四角い家のデザインでは、パラペット立ち上りで形状を作る為、外壁通気層の出口となる箇所が設ける事は非常に困難になります。（これはＷＢ工法以外の工法でも重要な事です）
その問題点を克服した構造にする設計をして実現した住宅になっています。
今日、パラペット立ち上り部の笠木が付く事で、その箇所の工事は終了する事になります。
パラペット立ち上り部の外壁通気層の出口に手をあててみると、その箇所から暑い空気が出ているのを感じられます。
通気層は、空気の入口から出口を設ける事によって初めて意味があります。
通気層の確保は、デザインや形状上、確保の難しいケースがあります。
それが効果の出るように確保されているか？
お客様には、なかなか分かり難い隠れてしまう箇所です。
住宅会社の人間は、出来ないからとか、デザイン優先といった言葉で片づけてしまってはいけない、住宅の性能・耐久性に非常に重要なポイントです。