サービスの出来る理由

今日はウッドライフ住宅のお客様との打合せから一日が始まりました。
住宅の仕様の確認の為の打合せです。
今後は、住宅の工事の進行状況に伴い家造りの現場内での打合せになっていきます。
実際の家造りの工事の現場は、基礎の鉄筋組の工程です。
基礎業者さんの鉄筋組担当者が正確で丁寧に基礎の設計図書に基づいて鉄筋を組み上げていきます。
基礎鉄筋はコンクリートが打設後は見る事が出来ません。
その為に、瑕疵担保責任保険でも必修の検査項目となっています。
正しい知識で正確で丁寧な施工が要求される工事です。

正しい知識で正しい施工・正しい現場監理がされる事は良い家造りには重要な事です。
前回の正しい住宅の価格破壊では住宅原価の情報公開と住宅に住んでからのサービスの提供があって成り立つ事を書きました。
住宅に住んでからのサービスの提供が出来る理由が正しい知識で正しい施工・正しい現場監理の家造りである事を知っておいてください。
住宅産業はクレーム産業であると言われています。
クレームの主な原因は資材の経過年数や環境によるものと工事施工によるものに大別されます。
つまり、資材の経過年数や環境によるもの（これも正しい知識による現場監理によって防ぐ事が出来るモノも多くあります）以外は、正しい知識で正しい施工・正しい現場監理の家造りであれば未然に防ぐ事が出来る事が大半です。
住宅原価での付帯住宅費用の雑経費の割合は全体のわずかなものです。
限られた雑経費の中でクレームによるメンテナンスの対応をすると考えたなら、クレームが多い家造りをすれば、そのサービスはすぐに出来なくなってしまうという事になります。
結果的に、クレームによるものでもお客様の負担を求める事になる家造りをする住宅会社もある事になります。
したがって、前回書いたような例のお客様の原因による修繕工事は、もちろんお客様の負担となるわけです。
正しい知識で正しい施工・正しい現場監理の家造りが出来る住宅会社ではクレーム自体が少ない為、その結果、住宅に住んでからのサービスの提供が出来るという事になります。
正しい住宅の価格破壊が出来る家造りには、それを裏付ける為の理由があります。