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2006年1月22日

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ゴミ置場と勝手口

皆さんの家造りの計画で、日常の生活で出るゴミ置場をどうするか考えていますか?
勝手口の横の屋外にゴミ箱を置けば?と簡単に思われるかもしれませんが、現代の住宅事情では簡単にいかない事もあります。
現代の住宅の間取り計画では勝手口を設ける場合は、台所すぐそばになるので東・西・北の壁面になります。
また、敷地の環境上、勝手口から敷地外へ出入りが日常の生活で難しい為に勝手口を設けない住宅もあります。
計画によっては、勝手口の必要のない考えの間取りの住宅も多く存在しています。
勝手口の存在の意義が、昔のような御用聞き(三河屋さんのような)の応対や、一家の主婦が出入りする場所というような事はもうありません。
そのような差別的な利用はありませんので住宅の出入りは玄関が主です。
ゴミ置場を屋外に設ける場合の注意点はお隣のお宅との関係です。
例えば、南側接道の住宅で住宅北側にゴミ置場を設けた場合、敷地北側のお隣のお宅はリビング側になるわけですので、お互いにゴミ置場とリビングを見る事に気を遣う事になってしまいます。
その地域に住むという家造りという行為は常に隣御近所とのお付き合いを考えをする事によって円滑に地域に溶け込むことが出来ます。
地域に根付くという日常生活を考えた家造りの計画では、敷地の環境によっては住宅内に日常生活で発生するゴミ置場を設ける考えがあります。
ゴミ置場を考える
写真は、システムキッチンのカップボード内に仕分けできるゴミ置場を設けた例です。
住宅内にいくつかの生活に合わせたゴミ収集スペースを設けて、週に何度かの地域のゴミ出しの日に集めてゴミ出しをする生活パターンです。
このような生活パターンは皆さんも日常の生活でされているでしょう。
住宅内にゴミ置場を設ける場合、収集スペースとしてユーティリティコーナー(家事室)を計画して、その収納部の一部を利用する方法もあります。
この場合、床の構成をキッチン・居室部と同じ床高さのバリアフリーの場合と、一段落して土間スペースとする場合と、生活パターンで考えると良いでしょう。
ユーティリティコーナーは、別途に設ける必要はありません。
特にバリアフリーで計画されるなら、キッチンコーナーや洗面・洗濯室の延長上の空間に実現出来ます。
現代の家造りでは、勝手口はフロアーの高さに設けて日常の移動の安全面を配慮した住宅が多く、以前のような小さな勝手口の為の土間を設ける事は少なくなりました。
では、勝手口を計画する場合、土間に設ける計画のお勧めの方法とは何でしょうか?
昔のような勝手口の利用方法(御用聞き・主婦の出入り)というような差別的利用方法ではない新しい日常の生活の為の方法です。

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