blog

新着情報&ブログ

2006年1月22日

ブログ

同じような敷地に見えても

幸せ家造り工房の事務所兼モデルハウスの周辺では分譲住宅・土地分譲が大変増えています。
今まで田だった場所がつぶされて住宅用の敷地に造成工事がされている。
そんな光景をよく見かけます。
そういった造成工事を見ていると、分譲住宅系に多いのですが、造成方法が耕作地のまま、その上から泥を入れて整地している方法の敷地。
耕作地に生えている植物・雑草等を表面の泥と一緒にきれいに撤去してから、その上に土を入れて整地している方法の敷地。
盛土をする土の種類も違って、あきらかに残土と思われる大きな石や廃材が混ざっている泥を入れてから、表面だけきれいな土で整地している敷地もあれば、良質な山土を入れてから造成用の土として製品として作ってある山赤という土で表面を固めている敷地もあります。
当然、後者の造成工事の方がコストが高い半面、良質な地盤の敷地になります。
住宅用の敷地を購入する場合、土地の前歴を聞く事が出来ますが、どのような造成工事をされているかは、なかなかわからないものです。
実際の住宅の工事の段階で、地盤改良工事や基礎工事中に地中から大きな石や廃材が出てきたりするケースがあるわけです。
こういった造成工事によって地盤沈下を起こしている住宅団地の存在もあります。
住宅の建つ敷地は、その立地条件だけが目にいきがちですが、敷地の安全性も大切です。
その為に、地盤調査をしっかりとして、その敷地が安全に利用出来る処置をする事は大切な事です。
営業利益に走るあまり、敷地の安全性をないがしろにする業者・敷地の安全性の確保に自覚のない業者もあります。
信頼出来る住宅会社・不動産業者さんと出会い、立地条件だけではなく敷地の安全性も検討していきましょう。

お問い合わせはこちら!

メール

資料

モデルハウス

アクセス

pagetop