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師走の上棟
12月という師走にはいって、寒い季節になりました。
師走の今日、家造りの現場では、お客様御家族の想いを現実の形となる上棟の日です。
寒い朝、お客様御家族と家造りの仲間の大工さん達、現場監理者、設計管理者の幸せ家造り工房のみんなが家造りの現場に集まりました。
基礎の四方をお浄めして、
お客様御家族の家造りへの想いを込めた御挨拶があって、上棟工事の開始です。
1階部分の柱が建ち、梁を架けながら、1階部分に使用する建築資材を搬入します。
2階の床組ともなる1階部分の梁は、3尺ピッチの細かなマス状に組まれて、2階床組の剛性をあげます。
組まれた梁の上に1階部分と同様に28ミリの分厚い床パネルが施工される事によって、高耐震メタル工法の強い家造りが実現されていきます。
しばしの休憩タイム。
2階に使用される建築資材も事前に2階部分に搬入されました。
事前に住宅内に資材を取り込む事によって、荷揚げに資材を痛める事を防いでいます。
お客様御家族の住宅を大切に扱う想いでの家造りの現場です。
作業再開。
2階部分の柱が建ち、梁桁が組まれていきます。
上棟工事中、建てた柱の建て起こしを、棟梁となる大工さんが常に確認をしていきます。
また、高耐震メタル工法では柱と梁の接合部をドリフトピンで強固にその場で固定する為に、従来の後でボルト金物で締結する在来工法と違い、建て起こし時の誤差が後で発生する事はなくなります。
午前中、小屋束と母屋という住宅の小屋組みとなる部分の施工までされました。
午後からは、屋根材の下地となる屋根野地板までの施工がされれ、棟上げまでの工事工程がされる事になります。
今日も、家造りの現場のライブでの御報告です。
土地に立つ事
家造りの活動では、家造りの御相談を頂いたお客様の為の活動も毎日の家造りの活動の中にあります。
家造りの御相談を受けて、まず確認する事は、その舞台となる土地について。
現在のネット社会では、土地の用途地域や場所、航空写真等は、事務所に居ながらにして情報を得る事が出来ます。
でも、実際の正しい家造りの方法の為には、実際の家造りの舞台となる土地を、設計士、現場監理者、その土地を利用する立場等、それぞれの立場になって現地に立って見る事が大切な事です。
家造りの舞台となる土地に立つと多くの情報を得る事が出来ます。
土地に対して必要となる工事。
隣地との関係。
土地周辺の住宅の敷地の高さ。
土地周辺の住環境の様子。
人や車両の流れ。
土地の地盤の様子。
土地の水掃け等の、雨水の流れ。
土の様子。
土地の接する部分の道路の状況。
上下水道の状況。
御近所のお家の排水設備の状況。
幹線電線、電柱の建つ状況。
その土地までの通行の為の道路の状況。
・・・そして、御近所の方々の生活の様子。
多くの情報を得る事によって、お客様の為の家造りの為の計画の方向性が変わっていきます。
実際の家造りの現場が家造りの舞台です。
家造りの舞台に立つ事から、家造りの活動が始まっていきます。