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雨でも検査で
幸せ家造り工房の毎日の住宅工事の現場監理の業務。
今朝からも雨模様の一日でしたが、雨だからといって屋外での現場監理は休みとはしません。
今日は、小雨の降る中で外部の足場に登っての現場監理業務。
外装部の耐力壁面材の施工状況の検査です。
外装部に施工される耐力壁面材は、たんに釘で打ち付けて終わりではいけません。
打ち込まれる釘のピッチはもちろん大切ですが、耐力壁面材に釘の頭がどこまで打ち込んで良いのか?
多くの家造りの現場では、耐力壁面材を施工する業者さんは、釘打ち機の圧力を上げて、バンバンと施工速度を優先して施工をしてしまっている状況があります。
機械の圧力に任せて無造作に釘を打ち込むと釘の頭が耐力壁面材に埋没してしまって、必要な強度が発揮出来なくなってしまいます。
これでは、どのように安全で強い住宅を設計していても、施工が出来ていない為に正しい家造りが成されているとは言えません。
幸せ家造り工房で工事をして頂いている家造りの仲間の大工さん達は、釘打ち機の圧力を一定以上に上げる事無く釘を打ち込んで、釘頭を少し出る程度に打ち込みすぎないように施工をしています。
更にその後に金づちで耐力壁面材の表面をなぞって、釘頭を手作業で表面に納まるように打ってという2度手間の施工をしています。
決して走らない(業務用語です)工事を大切にしています。
そして、その施工状況を必ず検査するのも設計管理者としての幸せ家造り工房の務めです。
正しい施工と正しい検査の実践の積み重ねでは、雨が降っていても検査を欠かす事は出来ない家造りの現場での活動です。
幸せ家造り工房では、今までに家造りに関わらさせて頂いた既存のお客様のお家の定期訪問を必ず年2回実施しています。
一番自然環境の厳しい夏と冬の2回です。
一番厳しい自然条件の時期に御訪問するのも、もちろん意味があって。
定期訪問はメンテナンスの為だけでなく、住宅の住環境の住み心地や生活の様子のお話しも聞ける機会だからです。
絶対に忘れない為という意味もあって、お中元とお歳暮を持ってという事にしています。
また、懐かしいお客様御家族の顔を見る事が出来る季節になってきました。
で、今日はその準備です。
一緒に感謝の想いをこめてお渡しをするお中元の品物を選んで手配をしていました。
選ぶといっても、やっぱり御家族で喜んで頂けるモノとしてこの頃は定番のお品になっています。
夏は、ピエトロさんのセット。
冬は、ロイズさんのセットにしています。
ありがとうな気持ちも言葉や想いだけでなく、形というモノでもお伝えしたいから。
来週から始まる、家造りの現場での上棟工事が一段落したら、定期訪問の開始です。