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2013年6月21日

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生活と収納

より良い家造りの為の間取りの計画。
家造りでは、一番楽しい時期でもあり、一番大変な時期でもあり。
想定された住宅の大きさで、より広く空間を設ける。
広いリビングで、広い居室・・・。
皆さんが、そのような想いで家造りの為の間取りの計画を考えて実現されていきます。
想定された住宅の大きさが決まっている場合、広い居室空間を確保する事は、他の空間の割合を少なくする事になるのは、必然となってしまいます。
家造りの間取り計画では、無駄な空間を極力排除する方向になります。
一番に削る空間は、通路となる日常の生活との関係が少ない空間です。
いかに通路としてのみ利用される空間を無くして空間効率をあげるか?という間取りになっていきます。
そういう意味でも、御家族のコミュニケーションを計るリビング階段での家造りは効率の良い方法となります。
いざ、この住宅の計画で最大となる広い居室の空間を実現できたと考えた時に、ここで空間計画を終わってはいけません。
これから、住宅が実現されてからの日常の生活の為を考えなくてはいけません。
日常の生活で利用される家具の存在です。
どれだけ、最大の居室空間を実現出来る家造りがされても、後で購入する家具が、その空間に適さない大きさであったならな意味はありません。
家具によって占拠された生活し難い空間になってしまいます。
家造りでの間取りの計画の際には、居室の空間の計画と共に、その空間に置かれる家具の計画も同時に考えてください。
家具の為にに空間を利用するのではなく、生活に必要な空間の為に家具を置く。
リビングで御家族と過ごす時に、御家族はソファーに座る生活であるのか?椅子に座るのか?床にゴロリと寝ころぶ事は?
日常の生活で、御家族の生活に合わせた空間構成の為の家具選びをしてください。
また、その時には、毎日の生活での掃除のし易さも忘れずに。
日常の生活を考えた家造りの間取り計画を考えた場合、気づかれる事がありませんか?
日常の生活での収納の場所です。

家造り
生活と収納

より良い家造りの為の間取りの計画では、想定された住宅の大きな内で、より広い居室空間を求められる事になります。
そうして、その住宅における最大の居室空間が計画された時に、多くの方は気づかれます。
収納の存在です。
家造りでの収納は、隠す収納と日常の生活で常に利用する収納があります。
収納空間の確保では、階段下等のデッドスペースの利用が考えられますが、限られたデッドスペースでは利用出来る側の解放される場所が限られている為に、仮にデッドスペースの限界まで収納として作られていても、本当の利用できる空間は手前側だけで、奥の空間は一度物を入れたら取り出せない生活に利用出来ない空間になってしまうケースがよくあります。
日常の生活で利用出来る収納の空間はどうあるべきか?
じつは、ここで居室空間を確保する為の日常の生活での通路となる空間を少なくしたとは逆の発想での通路の空間の有効利用の方法があります。
通路の空間をそのまま収納の為に利用出来る空間に作る方法です。
その為には、人が生活でのスケールを知る事が大切。
人が物を持って行動出来る空間のスケールを知っていれば、通路の空間でもおのずと収納として利用出来る空間を見つけることが出来ます。
こういった発想の計画は、2次元で表現されるプレゼンなどの計画図で発想する事は、難しいものです。
実際の家造りの為の住宅工事の現場に立って、自分のスケール感で見る事によってわかる事があります。
収納空間は、自分達御家族の生活と人のスケールを知る事によって、生活に利用出来る空間を見つけ出せる事が出来ます。

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