新着情報&ブログ
2008年1月3日
あったらいいな?
TVCMで某マンションの「あったらいいな?がある暮らし」というキャッチコピーがありました。
すごく良いキャッチコピーだと思う。
数年前まで、「あったらいいな?」は何でしたでしょうか?
考えると、オール電化か?
自分の常識では、現在の家造りでは「普通の暮らし」に入っている。
それ以前だと、食器洗い機、オートタイプ追い炊き付給湯器、TVインターホン、玄関収納等設備。
高断熱仕様、高耐震仕様、屋根の陶器瓦、ペアガラス、作りつけバルコニー、ベタ基礎等の仕様。
地盤保証、完成保証、瑕疵保証の保証制度。(これだけは別で制度がまだ一般的に完備されてなかったか?)
今現在の住宅の仕様を考えると標準仕様じゃないの?と思われるものが、数年前までは、全てオプション仕様だったものばかりで、希望すると高額な費用を請求されるケースも多かった。
地方の住宅を扱う工務店では、まだオプション扱いにしている会社も多いでしょう。
数年前までの「普通の暮らしが出来る家」と現在の「普通の暮らしが出来る家」では、明らかに高いレベルに住宅がきています。
でも、設備仕様レベルが上がっていても、実際の住宅価格は上がるどころか数年前よりも下がっているのが現状です。
だからといって、もっと待てばもっと下がるかと言うと、去年が底値、資材高騰で今年になってからは、一割から二割アップだと言われています。
また、ローコスト路線で伸びてきた住宅会社も、建材商社さんの話を聞くと赤信号で取引要注意となっているそうです。(取引先調査はシビアです)
今年の「あったらいいな?」から「普通の暮らしに」なる物は出てくるでしょうか?