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設計者の責任
家造りの現場では、現場監督不在で全てを工事をする業者さん任せにしてしまう住宅工事の状況や、設計監理と名ばかりの設計監理者の存在がみえない家造りの実情が業界では話題になっています。
現場管理の経費削減という事業者側の都合と、その住宅を設計したとされる設計者がプランをした者と違う為(営業マンがプランする事が多いため)に責任感というものが欠如してしまう事がある実態の為でしょう。
家造りの現場では、その住宅を管理する責任者という存在が必要不可欠です。
そして、責任を負う者は、工事を請け負う事業者であり、住宅を設計した設計者です。
設計者の責任は、非常に重いのです。
基礎工事工程の岐阜市若福町の家造りの現場では、今日は、打設された捨てコンクリートの上に水盛遣り方の工程となる敷地に対する住宅の位置や形状を表す墨出しの工事工程です。
幸せ家造り工房は、朝から、事業者の責任者として、その住宅を設計した設計者の責任のもとに、工事をする基礎業者さんの指揮をとります。
敷地に対する住宅の配置の墨出しでは、その基準となるポイントと境界ラインとの関係を明確にして、墨出し作業の為の測量方法を指示・実施します。
敷地に対する住宅の配置の基準が決まったら、次は、住宅の正確な形状の墨出し作業です。
墨出し作業では、正確をきする為に測量機器のトランシットを使用します。
この測量機器のトランシットの操作も管理者としては、自らも出来なくては指揮・指示をする事は出来ません。
家造りの現場では、厳格な責任者の指揮のもとに正しい家造りが実践されていきます。
もちろん、各家造りの現場では設計監理者として、毎日の管理業務の責任を果たしていきます。
今日は、来月から既存家屋の解体工事が始まる家造りの現場の為に、お客様御家族と一緒に住宅設備機器メーカーさんのショールームでの同行打合せも実施しました。
住宅の設計者として、お客様御家族の生活に合わせたアドバイスも設計者としての責任です。
家造りの活動は、常に、お客様御家族に対して自らの責任を全うする事から始まります。
これから始まる家造りの為の既存の家屋の解体工事が進む岐阜市西郷地内の家造り現場では、今日も朝から、家造りを統括する者として解体工事の立ち合いと打合せです。
道路境界部分の既存の工作物の解体方法を工事の進行に合わせて、打合せ、工事の状況を確認します。
家屋の解体工事も終盤です。
今まであった家屋の基礎部分も堀り出されて、きれいに撤去されていきます。
家屋の解体工事は完了です。
これからこの土地で、新たな家造りの歴史が始まります。
次は、土地を休めた後、地盤の強度を測定する地盤調査です。