きれいに片づけられたお家の中に祭壇が祀られました。

これから新たな家造りの敷地の各所、今まで生活を共にしていたお家に（四）隅竹が飾られます。

お客様御家族、神主様が揃い、住宅の解体のお祓いの為の神事が始まりました。

神主様の解体のお祓いの祝詞の後、御家族一緒に敷地と住宅に対してのお清め祓いがされます。

そして、解体の着工の儀。
お客様御家族ご自身の手によって、今まで暮らしていたお家の柱に鋸の刃をいれました。
今まで、生活し、御家族を育んできたお家への感謝とお別れの想いを込めた神事です。
一つの家造りの歴史を閉じて、御家族の新たな幸せとなる家造りの歴史の始まりの門出の日です。
一緒に参加させて頂いた幸せ家造り工房も感謝とこれからのお客様御家族の幸せになる為の家造りの活動を担う決意の日にもなりました。
解体のお祓い後、お客様御家族と一緒に御近所への工事の挨拶廻りをさせて頂きました。
新たな家造りの現場の始まりです。

家造りに早道をしてはいけない

家造りは、終わりのない山登りと同じ。
一つの崖（問題点）をクリアーすれば、次の崖を登らなくてはいけません。
地道に一つ一つの問題点をクリアーする事が大切。
先を急ぐばかりに早道ばかりをして、後で取り返しのつかない事があっては何もなりません。
家造りは大切な御家族との幸せになる方法の一つです。
幸せが実現出来る方法に早道なんてありません。
正しい方法か？そうでない方法か？だけです。

家造りの現場での土地の整備の為の造成工事は、造成用の土が順次搬入されて、住宅工事に適切な土地の高さになりつつあります。
盛り土の方法一つでも、早道をすれば草の生えたそのままの土地に残土をぶちまければ終わりもあれば、地道に土の仕様も調節をして、土留め部分の工事はその為に砕石の層をつくりと時間を掛ける方法もあります。
その土地に住むお客様御家族の生活の為には、どのような工事の方法が良いのか？
家造りでは、急いで速道ばかりしてはいけないと考えています。
地道に着実に次の段階に進める事が正しい方法であると思います。