週明け早々には外部の足場を解体する岐阜市内の家造りの現場では、この風景も、もうすぐ見納めです。
足場にも雪が積もって真っ白になっています。

嫌な事を言う必要もあります

成功する家造りで大切な事は、パートナーとなる住宅会社選びです。
多くの方が、その住宅会社を選んだ理由に担当となった営業マンの人柄をあげています。
人と人の手によって成る家造りは、お客様と住宅会社のお互いの信頼関係の構築は非常に大切な事です。
担当の営業マンの人柄が良くて、その住宅会社を信頼したという事は必然的な流れになります。
その会社の人の人柄を見れば、その会社の性格もわかると言われる由縁です。
でも、本当のところ、あなたの処に通ってくる営業マンの人柄はどうなのでしょう？
人はおのずと、窮地に立たされると、その本当の性格を表します。
例えば、急にあなたがお断りをする素振りをした時、相手の人はどういう行動をするのでしょうか？
急に態度が一変したり、ライバルとなる会社の悪口を言ったり、何度も何度もひつこく勧誘してくるという今までになかった行動をする人であれば、やっぱり信頼出来なくなってしまいますよね。
自分の場合も、仕事上のお断りを受ける事もあります。
その時は、自分が力になれなくて申し訳なかった事、これから良い家造りをしてくださいねと、御挨拶をさせて頂いています。
また、あなたの気にいる良い事だけを言いませんか？
正しい家造りは、お客様と住宅会社の人間という関係だけではなく、一人の人と人との対等の関係になる事も必要になります。
家造りは、住宅を建てる事をゴールとせずに、その住宅に御家族で幸せ住む事です。
幸せになる家造りの為には、あえて、あなたに忠告や嫌な事も言う必要がある時もあります。
例えば、あなたが１００万の追加工事を考えた時、月々の融資返済費用がわずか三千円程度上がるだけだからと勧める営業マンとちょっとまってと一旦止めてじっくり考えて本当に必要か？月々の返済が上がる事によってのライフマネープランは大丈夫か？と検討を勧める営業マンとどちらを信頼するか？
前者はあなたにとって気にいる良い事を言っているので良い気持ちになれる人。
後者は、あなたにとって気にいらない忠告を言うのだから嫌な事をいう人。
でも、実際は、本当にあなたの事を想って信頼に応えようとしている人はどちらか？
家造りは、一生のお付き合いと言います。
一生お付き合い出来る関係とは、やはり、お互いが信頼出来る関係でなくてはいけません。
時には、一生のお付き合いが出来る良い家造りのお互いの関係は、表面上の人柄だけではなく、本当の人柄を知る事も必要なのかもしれません。