blog

新着情報&ブログ

2013年7月30日

ブログ

見えない値段

今日の家造りの現場では、システムバスの設置工事がされている中、

家造り

住宅の内装工事用の資材の搬入されました。

家造り

住宅の費用の多くを占めるのが住宅工事用の資材の費用です。
家造りの現場で使用される住宅工事用の資材は、建材業者さんという資材の販売業者さんが各製造メーカーから納品して搬入される事になります。
製造メーカーさんから直接、工務店や住宅会社に納品搬入される事は特殊なケース以外はありません。
よくネットの情報で資材をインターネットで直接購入して、工事だけをお願いしたという情報から、御相談を受ける事もあります。
ネット通販の世界では、非常にお値打ちな価格で販売されている資材もあります。
現実に、そういったネット通販の低価格の資材ばかりを購入していた事業者さんの存在も知っていましたが、結局、そういった事業者さんは、長続きをしていませんでした。
住宅工事の資材を扱う販売業者さんが存在するシステムがあるのは、一つは、その資材の品質の責任を販売業者さん事態が負っている事、つまり販売業者さんを信頼して搬入されているという関係が成り立っているからです。
万が一、搬入された資材に問題が生じた場合は、資材販売業者さんが責任を持って対応してくれています。
上記のような低価格のネット通販ばかりで資材を調達した場合は、品質のリスクまでは保証されません。
場合によっては、問題のある資材をそのまま使用する事になり、つまり、住宅の品質低下につながってしまいます。
もう一つが、流通経路の資材の搬送の問題。
住宅の資材販売業者さんからの資材搬入では、例え、ベニヤ板一枚でも指定した日に工事現場に運んでくれます。
必要以外の資材を、住宅工事の現場内に置いておく必要が無くなる為、住宅内や資材の保管・移動による傷つきを防ぐ事が出来ます。
大手HMでもとられる方法ですが、運送会社さんと一括契約して、住宅工事に使用される住宅資材を一度に現場内に搬入して運搬経費を削減する方法(ネット通販でもこのような方法でしか出来ないでしょう)では、住宅資材が置かれる場所で住宅内がいっぱいになってしまい、足の踏み場もない状態に。
その為、工事中に何度も資材を移動して工事、移動して工事の繰り返しになり、大切な住宅資材や住宅内を傷つける原因になってしまいます。
また、一括に資材を搬入する為に、資材のロスは許されずに、傷や問題のある資材をそのまま使用する事にもなってしまいます。
住宅の品質低下の原因になってしまいます。
上記の長続きがしなかった事業者さんは、住宅資材を目先の価格だけで追って、住宅工事の資材であるというモノの本質を忘れてしまっていたのかもしれません。
住宅工事に使用される資材のお値段は、そのモノ自体の価格だけでなく、そのモノに対する保証の信頼とそのモノを住宅工事現場に運ぶ為の運搬費用までというサービスというお値段も含まれています。
家造りに使用する住宅工事の資材に関しては、目先の低価格を追うばかりでなく、モノの値段の本質も知って価格を考えるべきです。

晴れて工事再開

昨日の土砂降りの雨も朝には止みました。
午前中は、雨が残りそうなお天気予報でしたが、朝から夏空です。
家造りの現場では、雨養生のブルーシートをめくって、工事再開です。
現在の家造りの現場は、安全で強い住宅の為の耐力壁の工事です。
住宅内の耐力壁の工事は終わって、住宅の外装部の耐力壁面材の施工です。

家造り

耐力壁面材の工事では、耐力壁面材を留める釘の施工がとても重要です。
釘の打ち方ひとつで、本来の設計強度が発揮出来る・出来ないが出てしまいます。
施工をする大工さんは、釘打ち機で圧力を調整して打ち込んだ後、更に、その上を金づちでたたくという手間を掛けた工事を進めています。
釘打ち機の圧力を上げて、バンバンと一発で打ち込んでしまうような工事はしません。
夏空の下で、2種類の工事の音が交互に響いています。

お問い合わせはこちら!

メール

資料

モデルハウス

アクセス

pagetop