家造りの只一絶対の事

今日も朝から暑い夏日。
ワンコ達との朝の散歩の時間帯にはすでに公園の樹木での蝉の大合唱が迎えてくれます。
今日も家造りの現場では、現場打合せが繰り返しの積み重ねです。

夏空の下で、屋根の瓦が葺かれた家造りの現場では、

住宅資材メーカーさんとの現場打合せです。
設計管理者として、現場監理者・施工をする業者さん・資材を納品するメーカーさんとで、それぞれの者の立場でお客様御家族の御希望を叶える為の現場打合せです。
住宅工事の工事工程に合わせた資材・工事の工程管理の打合せも同時にしていきます。

住宅の省エネの為の断熱材の施工が進行中の家造りの現場でも、

設計管理者と、現場監理者・施工をする業者さん、そして主役のお客様御家族と一緒の現場打合せです。
今回のテーマは、住宅の電気設備に対してです。
前回の打合せをもとに作成されて電気配線図をもとに再び、お客様御家族の御希望を叶える為の現場打合せが繰り返されます。
幸せ家造り工房の家造りでは、お客様御家族の御希望を叶える事を最優先とする為に現場打合せを繰り返して家造りの為の住宅工事が進みますが、只一つ御希望に対して異議を唱えて再検討をお願いする事があります。
家造りにおいて只一絶対に守らなくてはいけない事です。
お客様御家族の命に係わる事。
その住宅に生活をする上での安全性を無視する家造りに対してだけは、絶対に叶えてはいけないと意義を唱えて再検討をお願いします。
現在の家造りの実態では、まだまだ、この絶対に守らなくてはいけない御家族の命を守る安全性を無視した家造りの実態を見る事があります。
でもこれだけは、絶対にしてはいけない事です。
たとえ、お客様が御希望されてもです。
その為に、理解をして頂く努力も家造りに関わる者は怠ってはいけません。

家造りで絶対に守る事

家造りの現場では、住宅工事の工事工程の段階でも、何度も何度も、お客様御家族・設計管理者・現場監理者・施工業者さん・資材業者さんを交えての現場打合せが繰り返されます。
その都度、家造りに関わる者はお客様御家族の家造りに対する御希望を叶える為の方法を打合せ・実践をしていきます。
でも、家造りの現場において、只一つ絶対にお客様の御希望を叶えてはいけない事があります。
それは、お客様御家族の命に係わる安全性を無視するような家造りの御希望です。
それが、なぜいけないかをお客様に御理解して頂く努力をするか？
そのまま、面倒だから、嫌われたくないかと、そのままＹＥＳとしてしまうか？
家造りに対する姿勢が問われる瞬間です。

お客様がこの壁はとってしまいたいと、構造上の有効な耐力壁を無くしてしまいたいと御希望された時、例え、机上の計算で帳尻合わせが出来るとしても、あきらかにその部分の箇所に耐力壁が存在しなくてなってしまい、住宅の耐震性の安全性に支障がきたす御希望であった場合、それはしてはいけない事である事、なぜいけないか？を説明して納得していただける努力がされるか？
ＹＥＳといって、そのままやってしまうのが一番簡単ですが、それは家造りに関わる者の責任の放棄です。
常に濡れた手で触る事が想定される箇所にコンセントを希望された場合、漏電の危険性を御説明して、最悪のケースも言って方法を再検討して頂く事を言える勇気があるか？
漏電防止の為の必要な方法、避ける為の方法を検討して、お客様に理解して頂く努力が出来るか？
お客様の言われるままに普通のコンセントを設置して、事故があった時に知らぬ顔をするのが本当に良い家造りをしていると言えるのか。
家造りでは、絶対に守らなくてはいけない事は、お客様御家族の安全を守る事です。
お客様御家族の安全性に関わる事は、例え、お客様がそれに反する御希望をされても絶対にしてはいけない事です。