基礎型枠が外れて

基礎コンクリートの養生期間中の家造りの現場では、お天気の良い昨日のあいだに型枠が撤去されました。
基礎のコンクリートの養生期間は、型枠が外されたから終了ではありません。
これからコンクリートの強度は、時間とともに強固になっていきます。
正しい家造りの為に必要な設計基準の強度以上になるまで、これからも養生期間が続きます。

そして、家造りの現場では、基礎の養生期間を利用しての住宅工事の工事工程にはいります。
今日からは、住宅での生活に必要な給排水配管工事がされています。
幸せ家造り工房の家造りでは、全ての住宅に長期優良住宅に適合する維持管理の為の工事がされています。
長期優良住宅対応と謳って、対応出来ますからこの工事が必要になりますというようなオプション扱いをする家造りはしていません。
先行しての給排水配管工事も維持管理のメンテナスが容易な部材が使用されて、メンテナンス時の配管部材が簡単に管理できるようになっています。
基礎内に埋まる配管スリーブも２重構造のモノでメンテナンス管理が容易になっています。

お客様の立場になった正しい家造りは、目にみえる部分がしっかりと出来ているだけではいけません。
工事が進めば、隠れて見えなくなってしまう場所こそ、本当の意味で、お客様の立場になった家造りがされているか？がわかる場所です。
基礎の型枠が外れて、すぐに上棟工事の段取りにうつる家造りをする事業者さんもあります。
幸せ家造り工房の場合は、すぐに上棟工事をするという家造りの方法は一切とりません。
出来てしまえば見えなくなってしまう工事を大切にしています。
幸せ家造り工房の家造りの現場では、お客様お立場になった家造りの方法の為に、基礎の養生期間を繰り上げる事無く、正しい家造りの為の工事に順番に基づいて工事が進行していきます。

目にみえない活動

幸せ家造り工房の毎日に家造りの活動は、
毎日の家造りの現場監理。
お客様御家族との現場打合せ。
設計業務。
積算業務。
と、いった実際に表面上にあらわれる目に見える活動だけではありません。
実際には、表面上にあらわれない目に見えない活動も多くあります。
今日も、御相談中のお客様の為に、参考となるたたき台のプランの作成から始まって（決して建てられる事のないプランもあります）、
融資機関との事前折衝（来月に変動が予想される金利の対策の為です）
今日の造成費用の積算の為の事前立会いでの業者さんとの打合せでは、自ら、この土留めの高さと距離ならば、この工法によって、この費用で出来るという厳しい積算内容での試算をその場でして、お客様に対してコストを抑える事が出来る方法を打合せをしていきます。
このように折衝した内容は、そのままの形でお客様に提示される事になります。
どのような工事や活動に対しても利益を出すという一般的な事業者さんとは違う面をもっている活動です。
幸せ家造りの工房のお客様の立場となっての活動は、実際の家造りの為には必要であるが、無償の行為という目にみえない活動が普通に実践されていきます。
こういった無償の行為となる目にみえない活動の積み重ねが、次第に、お客様御家族の良い家造りの実現につながっていきます。