誰の為の公園？

日常の自分の行動範囲には、現在工事中の公園があります。
広いグランのあった公園で、子供達がグランドで遊んだり、スポーツをしている姿をよく見かけていました。
公園の工事で、公園にあった子供達が利用していたグランドはどうなるのだろう？
と、工事の様子を見て、ちょっと心配になりました。

この頃、見かける公園の様子が、自分達が子供の頃に遊んでいあた場所と大きく変わったという印象があります。
自分達が遊んでいた公園では、遊具の場所よりもグランドで走り回ったり、ボール投げをしたり出来る場所でした。
この頃の整備された公園では、立派な遊具はありますが、人の出入りが禁止された芝生の山や花壇があって、見かけはきれいですが、実際に子供達が自由に自分達が考えて遊べるグランドという場所がない。
そんな見かけが立派できれいな公園をよく目にするようになりました。
地域にある公園は、いったい誰の為にあるのか？
近年、子供達が外で自由に遊べる場所が少なくなったという印象があります。
子供の頃、自分達の子供同士のエリアがあって、そこにはみんなで集まって遊べる公園や広場がありました。
子供達が外で遊べる場所も、現在は限られて、家の前の道路も危ないから、家の駐車場で・・・という子供達の姿。
この頃の御家庭では、住宅で子供達が集まって中でという事も出来ないと聞きます。
その土地で生活をするという行為は、子供達の居る場所も大切に考えるべきです。
その為の公園という役割があったのですが、この頃の公園は、そういった子供達の為の場所ではないようです。
子供達の居場所を考える事。
地域の子供達が集って遊べる場所を考える事。
子育てを考える家造りは、住宅だけではなく敷地から出て、地域の環境も考えるべきです。

基礎の養生の間に

大切なお客様の為の家造りです。
基礎工事での、コンクリートの養生期間は所定の設計強度が出るまで十分な期間をとります。
養生期間中は、基礎には一定以上の荷重や衝撃を与えないようにします。
基礎の養生期間中は、家造りの為の住宅工事はお休みか？というと、そうでもありません。
養生期間を利用した、住宅工事は進行しています。
住宅の外周部の給排水配管工事です。
この外部の給排水配管工事は、住宅工事でも外壁では出来て、足場が撤去されてから工事をする工事の方法もありますが、この工事の方法では、工事をした大切な住宅の外壁等を傷付けてしまうかもしれません。
上棟前の基礎の外周部で先行した工事をすれば、そういった危険はありません。
今日も家造りの現場では、基礎の養生期間を利用しての住宅外周部の給排水配管工事がされていました。
住宅のライフラインの大切な工事です。
住宅からの排水処理の為の浄化槽工事も先行して実施されています。

正しい家造りでは、適切な住宅工事の工事の順番、期間があります。