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2013年3月29日

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配置が大切

家造りの現場では、昨日のうちに基礎の型枠が撤去されました。

家造り

今日は、隣地との境界の間を給排水工事業者さんが、先行の外部の給排水配管工事をしています。
家造りの現場では、土地敷地に対する住宅の配置計画に伴って適切な給排水配管方法・生活排水の排水の流れの方向を決めて、その流れが出来るように勾配をとった配管が施工されていきます。

家造り

家造りの為の住宅の計画では間取りや外観デザインが優先されて敷地に対する住宅の配置計画が後回しになってしまう傾向があります。
その為、各社の住宅計画のプレゼンでも住宅の間取りや外観はきれいに描かれていても敷地に対する住宅の配置を示す配置が抜けてしまっているモノをよくみかけます。
確かにきれいなカラーで表現するプレゼンソフトでは、正確な敷地の寸法を描く事が出来るソフトは限られてしまうという理由もありますが、家造りの仕事に携わる者自身も住宅の配置計画の重要性の認識が低い者が多いという事も原因でしょう。
実際の住宅工事の現場では、敷地に対する住宅の配置を示す配置図という設計図書が必ず必要になります。
その土地に対して、どのように住宅が建って、隣地の境界や道路からどれだけの距離が離す事が出来るか?
通常の間隔を示す数値は住宅の壁芯から記述しますが、法的制約や距離が狭い場合は、壁芯から以外に外壁の外側からの距離(有効距離)も示して、実際に人がその間隔を行動できるか?という事も検討をします。
もちろん、屋根の軒の出も隣地や道路との距離を確認して、越境しないかの検討もします。
人が家造りをして、その住宅に住む行為は、その地域の住民の一員になる事です。
お隣との人間関係を有効に保つ方法を考えるのも家造りの仕事です。
限られた土地の立地条件に対して、最も適切な採光の方法を考えるもの家造りの仕事です。
また、湿気のこもらない土地の条件、地域の水害災害の対策を考えるのも家造りの仕事です。
その為の敷地に対する住宅の配置計画が配置図の作成の過程になります。
幸せ家造り工房の場合、家造りの御相談を受けると、第一に土地を幸せ家造り工房自身の目で確認させて頂きます。
そして、早い段階で土地の測量をその土地に合った方法で実施させて頂く事をお願いしています。
家造りの計画では、住宅の配置計画を大切にしているからです。

大工さんのネットワーク

類は友を呼ぶという言葉があります。
この言葉では家造りの世界でも同様です。
腕一本の技術の職人さんである大工さんの世界では、大工さん達のネットワークをそれぞれの大工さんが自分でもっています。
大工さんと大工さんを結ぶネットワークです。
一般的に棟梁と呼ばれる大工さんは、自己の責任で一軒の住宅の工事を請け負います。
請け負った住宅に対して生涯責任をもつという心構えです。
その住宅は、棟梁の大工さんの手によって工事が進むわけです。
上棟工事の場合、棟梁の大工さん以外に多くの大工さん達が工事をします。
この大工さん達が、棟梁の大工さんのネットワークの大工さん、棟梁の集団です。
みんなが一軒一軒の住宅を請け負う事が出来る棟梁クラスの大工さん達です。
良い大工さんには良い大工さんのつながりが出来ます。
この良い大工さん達のつながりが大工さんのネットワークです。
それぞれの大工さんは、上棟工事のように人手が必要な時に、お互い助け合って工事を進めてくれます。
応援をしてもらったら、応援返しをする。
大工さん達の暗黙のルールです。
良い大工さんとのつながりが、良い大工さん、良い職人さん、良い各施工業者さんのつながりへも発展していきます。
良い大工さんによって住宅を工事してもらうのは、良い家造りの重要な要素です。

家造り

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