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2013年1月30日

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蓋がある?ない?

今日も家造りの為の御相談のお客様との打合せの予定があって、午前中は幸せ家造り工房の事務所内での活動でした。
その為に、今朝もお茶等の買い出しに、一度、出社してからトボトボと歩いて近所のコンビニに行きました。
あいかわらず、歩く道は自動車の通行量が多く人が歩くには危険な道です。
道の片側には、大きな水路が沿っています。
この水路の部分が蓋がされて暗渠になれば、このような人が歩くのに危険な道ではなくなるでしょうが、その予定はなく現在は近くに新しい道の工事中です。
家造りの舞台となる土地と道との関係を何度か述べてきましたが、道に接している水路がある場合もまた多くの注意点があります。
水路に蓋がされているか?いないか?で家造りの運命は大きく変わります。
(道路側溝としない水路の規定は行政判断もありますので一般論です)

水路

家造りでは法律によって、その土地に対する建てる事が出来る建築物の規制があります。
住宅の高さの規定もその一つで、建てる事が出来る住宅の高さは、土地に接する隣地や道路によって規制がされています。
一番法規制が厳しい低層系の住居地域で一番に問題になるおが、北側隣地による高さの制限で北側斜線制限ですが、同地域も含む一般的に建物が建てる事が出来る都市計画地域内においては、接する道路による高さの規制であ道路斜線制限が家造りの課題となる事が多くあります。
道路斜線制限によって、希望する住宅が建てる事が難しくなる事もあります。
土地に接する部分の間に水路があって、水路に接して道路がある場合、この道路斜線制限の規制を受ける場合と受けない場合があります。
その運命の分かれ道が蓋がされているか?いないか?
行政判断によって、蓋がされている水路は道路の一部として扱い、蓋がされいな水路は隣地として扱うケースがあります。
そして、この水路の蓋の存在が非常に微妙で、行政事業で蓋がされて暗渠となる水路があり、そのタイミング次第で法的判断が変わる事になります。
また、道路の巾が水路部分も含めて4mを切ってしまうケースもあります。
水路が蓋をされた事によって、4m以下の接道のある土地なってしまい、セットバックが必要になる土地なってしまうと事もあります。
人の生活では蓋がある方が安全。
でも法律的には蓋がある事によって、規制の厳しい土地なってしまったという矛盾が出てしまうケースもあります。
道路に水路が接していた場合は、蓋がされるか?されないか?もしっかりと確認してください。

ウォークインする?しない?

家造りでは収納部も重要な毎日の生活の為の要素です。
従来の住宅では、収納は押入れに代表されるような利用方法でした。
収納部の前に立って、扉を開けて開口部の部分を収納として利用する方法です。
現在の収納部の考え方は、従来のウィークインしない収納とウォークインする収納の使い分けがなされています。
みなさん、憧れのウォークインクローゼットです。
収納部に一歩入って利用する方法が、各居室に設けられるクローゼットでも同様に人が中に入って利用する事を想定して作られます。
人が中に入って利用出来る収納は利用方法も広がります。
が、ここで注意が必要です。
人が中に入る=人が立って通路部とする空間が必要になる事です。
もちろん、この空間には収納の目的であっても収納として利用出来ない収納としては無駄な空間です。
特に、収納の出入口から3尺奥まったデッドスペースを収納として計画した場合は、手前の出入口にはその奥の部分を利用する為には何も置けない為に、日常の生活では利用出来ない無駄な空間となってしまいます。
空間を有効に利用する場合は、その空間を有効に利用する為のアクセスの方法を確立しておく必要があります。
収納部の空間利用も同様です。
その収納部に直接アクセス出来るつまり、他の空間を介せず直接利用出来る収納部を作る事が大切であるという事です。
作り上げた空間を、その空間の利用目的が達成出来るように無駄のない空間計画をする事が家造りの収納計画の第一歩です。

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