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2013年1月29日

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家のレイヤリング

お客様の為のより良い住宅の実現。
魅せる家造りを述べましたが、魅せる家造りは基本となる住宅の性能が実現されている事が前提です。
住宅の求められる安全性の耐震性の性能。
住み心地に係る省エネ性の性能。
現在の家造りは高い性能を実現する事から始まります。
寒い冬の季節、暖かく生活が出来る家造りの方法をみんなが考えます。
暖かく生活する方法は、日常の衣類の考えからも学べます。
アウトドアの世界では、服装のレイヤリングシステムが利用されています。
アウターレイヤーの防水防風の為のウェアー。
ミドルレイヤーの保温通気の為のウェアー。
インナーレイヤーの吸汗保温の為のウェアー。
それぞれの必要とされる用途の服装を重着する事によって快適に過ごせる服装の考え方です。
服装のレイヤリングシステムは、住宅においても同様に考える事が出来ます。

レイヤリング

アウターレイヤーが外壁材の層。
ミドルレイヤーが断熱材の層。
インナーレイヤーが内壁材の層と考える事が出来ます。
でも、一般的な省エネ住宅の場合では違いがあります。
インナーレイヤーの吸汗保温の為のウェアーとなる内壁材の層がビニルクロスによって吸汗通気の出来ない状態になってしまいます。
インナーレイヤーとして、メリノウール等の吸湿してすぐに乾燥出来るインナーウェアーの代りに湿気を通さないゴアテックスのような雨具を着ている状態となっている事になってしまっています。
つまり、インナーウェアーの代りに素肌の上にアウターウェアーを来てから上にミドルレイヤーを着て、その上にまたアウターを重着しているのが現在の家造りの実情になっています。
それに対して、アウトドアの基本となるレイヤリングシステム重着をしてるのが通気断熱WB工法の住宅になります。
寒い冬の日にアウター、ミドル、アウターという重着をして外を歩けば、最初は汗をかいて暖かく感じても、逆にその汗で冷えて風邪をひいてしまうのではないでしょうか?
人の汗=住宅の結露です。

家具を造る家造り

家造りの現場では、大工さんの手によって造作工事が終盤です。
住宅工事の造作工事では、お客様の御希望による作り付けの家具の工事もされます。
今日は、その前段階で、作り付け家具を造る為に下地の工事が成されています。

家造り

家造りを考えられた時に、多くの人はその住宅に置かれる家具も考えて新調もします。
でも、この頃の家造りの傾向では、なれべく家具を置かずに広く自由に居室空間を利用する考えが増えてきました。
その代表が寝室等に造られるクローゼットです。
従来の箪笥を置かずに作り付けのクローゼットに衣類等を収納して部屋をすっきりと使用する方法です。
そして、この頃では、住宅の学習コーナーや書斎のある家の一般化で、机や本棚等も住宅の一部として造って、学習机や本棚の家具を置かない家造りが増えています。
家造りでは、思っている以上に空間を占有するのが家具です。
空間を有効に広く利用する方法としての家具も一緒に造る家造りも考えてはどうでしょうか?
もちろん、住宅建材で造られる作り付けの家具であれば、厳しい品質管理によるシックハウス対策のフォースター基準の資材を利用する事が出来ます。

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