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白い世界でお披露目
昨日のしばれる日の予告通りに今日は雪の日です。
朝方には「たいした雪でなかってね」と言っていましたが、降り出した雪は止む気配はないようです。
家造りの現場へ現場管理へ行く道・・・。
岐阜市内でも山越えの道は、視界は雪で真っ白の中での行程です。
行き交う対向車も近づかないと視界には見えません。
トンネルを抜けると・・・。
と、雪のない景色を期待していても、トンネルを抜けて東側の畜産センター沿いの道も真っ白な雪景色です。
関市内の家造りの現場へ到着!
外部の足場が撤去されて、住宅の全景がお披露目になりました。
三角屋根が特徴の大きな平屋の住宅です。
背の高い屋根が、住宅の存在感をアピールするデザイン住宅の外観です。
住宅の大きさは、実際の住宅の床面で考えますが、もう一つの住宅の大きさが住宅の高さです。
見栄えのする住宅とは、人が立って見る視界からの間口の大きさと背の高さです。
平屋の住宅であっても2階建ての住宅に匹敵するような高さに見える住宅の場合、その存在感は増します。
家造りのデザインは、その住宅の見栄えという観点での計画もあります。
その意味で住宅の背が高く見えるという事が大切なポイントです。
では、なぜ高さにも住宅の計画のポイントをおくのでしょうか?
住宅の高さ
住宅の大きさは一般的には、その住宅の床面積で判断がされます。
(住宅会社の使う施工面出来ではありません)
じつは、住宅の大きさを判断する場合に見落とされがちなのが、住宅の高さです。
住宅の高さも、同一であるとは限りません。
屋根の部分の高さを含めずに2階の梁・桁の高さの判断でも、背の高い住宅、背の低い住宅があります。
なぜ?背の違う住宅が存在するか?
法規制上の高さ制限を別にして、住宅の原価コストを下げる目的があります。
したがって、ローコスト系の住宅ほど住宅の梁・桁までの高さは低い傾向があります。
背を低くすれば、その高さ分の施工面積が削減出来て、コストを下げる事が出来るという理屈です。
しかしなながら、背を低くする事が良い家造りになるとは限らず、背を下げる=天井の高さを高くする事が出来ないという方程式も成り立ってしまいます。
現在の住宅事情では、ドア建具の高さが1800から2000に日本人の体形の変化に合わせて変わっている事もあり、天井高さを高くする事が一般的になっています。
住宅会社側のコスト削減の為に天井高さを高く確保できない住宅が背の低い住宅ではあり得るという事になります。
住宅の大きさは、もう一つが人の視界で大きく見せる事が出来る見栄えのする住宅です。
見栄えのする住宅は、人が立って見る方向からの間口が広い住宅や背の高く見える住宅です。
住宅デザインでは、住宅自体のデザイン性だけではなく、その住宅の立地条件による住宅の見栄えの計画もする必要があります。
大きく見える家造りは、その住宅の格付けとされる事もしばしあります。
住宅のデザインは、多くの観点での検証が必要です。