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2012年12月17日

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雨風に備える為に

本来、住宅は人が住む場所として、雨風を防ぐモノとしての機能が基本の基本です。
その為に、現在の家造りでは必修となった瑕疵担保履行法による住宅の新築工事では、保証対象となる住宅の部分に主たる躯体構造体と同様に雨漏れに対する保証が義務付けられています。
住宅は、雨風さえ防げれば何でもよいと考える方もあります。
でも、実際には、雨風を防ぐ備えがコスト削減の住宅会社の側の都合で、簡素化している家造りもあります。
家造りの現場では、外装工事の真っ最中です。

家造り

住宅の外装部は、直接、雨風・太陽の直射日光があたる大切な住宅の基本の部分です。
幸せ家造り工房の住宅では、軒天の工事には必ず外壁材との取り合い部には、軒天用の見切り材が施工されています。
軒天用の見切り材は、外壁材を挟み込むような形状になっており、強風時に雨水が外壁を上って軒天材と外壁材の間から内側に侵入する事を防ぐ構造になっており、住宅の雨風に備える重要な役割をしています。
ところで、この頃では巷の多くの住宅を見ると軒天用の見切り材の施工が省かれ、コーキングによって処理されている住宅を多くみます。
この場合、コーキングのみでの防水処理では、経年劣化による影響が心配です。
しっかりと取り合い部の下地処理がどのように考えて備えをされているか?が必要になります。
家造りのコストを削減する事は、住宅会社の都合では重要な事でしょう。
しかしながら、その事によって住宅の基本を損なう事になってはいけません。

土地に立つ事

家造りの活動では、家造りの御相談を頂いたお客様の為の活動も毎日の家造りの活動の中にあります。
家造りの御相談を受けて、まず確認する事は、その舞台となる土地について。
現在のネット社会では、土地の用途地域や場所、航空写真等は、事務所に居ながらにして情報を得る事が出来ます。
でも、実際の正しい家造りの方法の為には、実際の家造りの舞台となる土地を、設計士、現場監理者、その土地を利用する立場等、それぞれの立場になって現地に立って見る事が大切な事です。
家造りの舞台となる土地に立つと多くの情報を得る事が出来ます。

家造り

土地に対して必要となる工事。
隣地との関係。
土地周辺の住宅の敷地の高さ。
土地周辺の住環境の様子。
人や車両の流れ。
土地の地盤の様子。
土地の水掃け等の、雨水の流れ。
土の様子。

家造り

土地の接する部分の道路の状況。
上下水道の状況。
御近所のお家の排水設備の状況。
幹線電線、電柱の建つ状況。
その土地までの通行の為の道路の状況。
・・・そして、御近所の方々の生活の様子。

多くの情報を得る事によって、お客様の為の家造りの為の計画の方向性が変わっていきます。
実際の家造りの現場が家造りの舞台です。
家造りの舞台に立つ事から、家造りの活動が始まっていきます。

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