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地盤調査も立会います
家造りの現場での設計管理・現場監理の業務では、実際の住宅工事の現場を立会うか?立会わないか?が大きくその姿勢に違いが出ます。
設計管理者・現場監理者は住宅工事の現場に立会うのは当たり前?
なかなかそうでないのが現実の家造りの現場の状況です。
今日は、大垣市内のこれから実際に家造りが始まる住宅工事の現場での地盤調査の立会いです。
もちろん、その敷地に対する設計管理者としての正しい地盤状況の把握の為です。
数値だけのデーターだけの判断では、正しい家造りの為の判断は出来ません。
朝から地盤調査開始です。
敷地に対する住宅の出墨部分の四方と中心部が地盤調査のポイントになります。
ところで、地盤調査のポイントの奥で地盤調査員の方は何をやっているか?というと・・・。
人力で調査時に地中に貫入された地盤調査用のロッドを引き抜いています。
地中に深く貫入されるほど、貫入物は周辺の土の摩擦で地盤調査の機械の力では引き抜けなくなってしまうからです。
これがすごく重労働です。
この地中内での摩擦力を利用するのが地盤改良時に杭の理屈になります。
引く抜かれたロッドに付着する土の様子で、地盤内の土の状況も知る事が出来ます。
現状の家造りの現場では、地盤調査時には地盤調査員の方だけとか、まだあまり経験の浅い現場監督さんが立会って、実際の設計管理者・現場監理者はノータッチで提出されたデーターだけ見るというケースもあります。
正しい家造りを実践する為には、数値のデーターだけではなく、その時の状況を知って、実際に調査をしている調査員の方の話しを直接聞いて意見を聞くという行為も必要です。
地盤調査には、いつも立ち会っています。
お客様の為にも立会います
家造りは多くの方にとって、一生に一度の経験です。
何が正しくて、何が間違っているか?
何が良くて、何が悪い事か?
みなさん、わからないのが当たり前です。
分からない事、不安な事ばかりです。
昨日は、御相談のあったお客様の為に不動産業者さんとの土地の折衝打合せにお客様と一緒に立会いました。
事前に土地に対しての御相談、打合せをして、実際の土地も自分自身の目で確認してからです。
あくまでも、お客様と不動産業者さんとの打合せに対して第三者としての公正な立場での立会いです。
正しい家造りの為に、正しい土地の取引の為です。
家造りでは、住宅工事の前の段階で候補となる土地の為に事前に現地や打合せの場に立会う事も多くあります。
もちろん、土地に対しては、法的、環境的に、構造的に、立地条件的に・・・多くの観点で、自分の今までの家造りの経験をふまえて厳しい目で考察して立会いをします。
そして、あくまでも善意の第三者である立場を崩す事はしません。
だって、住宅会社の立場なら、どんな土地であってもいいからチャッチャッと土地が決まって、自分達の住宅工事を始めれる段階にもっていきたのですから、悪い事も目をつぶってOK!OK!とやってしまうものです。
良い点、悪い点と判断する事は、はっきりと言います。
ところで、土地選びでは、実は、整備された分譲地ほど判断は難しいのを御存知ですか?