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2012年9月2日

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フロアを変える?

現在の家造りでは住宅の仕様の選択肢も非常に多くなっています。
選べる住宅資材もいろいろ。
住宅の床材(フロア)も従来の既製品であるカラーフロアーから無垢材の木材種別のフロアまで多くあります。
選べる選択肢が多いと、一つのフロア材に統一するのではなく、部屋によって壁紙を変えるようにフロア材も変えようというアイデアも出てきます。
フロア材を部屋毎に変える事は、使用するフロア材の厚みを統一出来るように調整材を利用する事によって容易に出来ます。(バリアフリーにする為)
問題となるのは、各部屋への出入り口となる部分です。
ドアを開けると、お隣の部屋のフロアとの境が見える為に、その境部分をどうするか?

フロアの境

隣あう二つの部屋だけの場合ですと、それぞれのフロア材の貼り初めをその境から始める方法があります。
(ただし、この場合はフロア材の貼り方向は統一する必要があります。)
住宅の間取りでは、いくつもの部屋が連続してつながりを持つために、一般的にはフロア材を仕切る床見切り材を使用します。
床見切り材による利点は、各部屋のフロアの貼り方が隣合う部屋のフロアに干渉されない、リフォームのような床の補修工事時には部屋単位でフロアの修繕・張替が出来る、日常の清掃時には床見切り材の微妙な段差が(バリアフリー用の部材での方法です)ホコリ溜まりを作って掃除が楽になる等の多くの事があります。
その為に、フロア材を各部屋毎に変更せずに統一する方法でも、床見切り材は使用される事も非常に多くあります。
家造りでは、間取りやデザインに目がいきがちですが、このような小さな部材でも住宅の仕様や日常の生活の使い勝手が変わっていくものです。

フロア変える?その2

現在の家造りでは、選べる住宅の仕様もさまざま。
選択肢も多く存在します。
住宅の床を構成する床材(フロア)も同様に、多くの選択肢から選ぶ事になります。
そうなると、住宅で使用するフロアも部屋によって変えるアイデアも出てきます。
そうなるとフロア材が違う各部屋の境はどうするか?が問題となります。
部屋の境は一般的に建具が入りますので、ドア建具の場合は床見切り材を使用する事で、お互いのフロア材の干渉を防ぐ事が出来ます。
見落としがちになるのが引戸の場合です。
引戸の場合も、引戸の下のレールを敷居の形状に変更すれば床見切り材と同様に敷居の形状の建具枠を使用する事になります。
なぜ、直付けレールや上吊引戸が使用するのは不向きになるか?
片引戸の場合、一方の扉を開けた時に扉を隠す壁は薄壁となる為、つながった足元のフロア材が見えてしまうからです。
フロア材を統一する場合は問題となりませんが、フロア材を変える場合は変えた部分が目立って見えてしまう為です。
現在の家造りでは、非常に多くの方がドア建具よりも引戸建具を希望される傾向があります。
この場合、引戸建具では取り付ける方向によって全開した時に扉取っ手が反対方向に手を伸ばさなくてはいけない事や、扉を引込む方向の方立の存在で家具の置き場にクリアランスが必要となる、建具枠の構造上で横からの光がもれたり、空気の流失損出が大きい(その為に引戸の場合は24時間換気計算では建具下の10ミリのクリアランスの要求の適合がありません。あえてエネルギー損失が大きくても良い箇所での設置が向いているという事になります。)といった欠点を知ったうえでの計画をする事によって、住んでからこんなはずではなかったといような事を防いでください。

引戸の場合

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