肉球も変わる

この頃は毎晩のように自分の寝床をブラシでゴシゴシ。
夜は、ワンコと猫が寝床を占拠するので、その抜け毛取りです。
ワンコや猫を飼っていると抜け毛は避けようのない宿命です。
カーペットタイルや絨毯の上の抜け毛も掃除機やブラシで取る毎日の日課になります。
こんな時は、フロアでの生活なら掃除も楽だろうと思ってしまいます。
畳の上に絨毯やカラーフロアの上にカーペットタイルという生活環境での家造りは現在の住宅では見かけなくなりました。
フロア材による椅子による生活習慣で、直接、柔らかな畳の床に胡坐をかく習慣も減っています。
現在の幸せ家造り工房の家造りでは、全ての住宅が無垢材のフロアの仕様となっています。
無垢材のフロア材＝パイン材という傾向から現在は、多くの材種のフロア材が選ばれる方も増えてきました。
選べるフロア材の材種が増えると、その材種の特性も知っておくことが大切になります。
柔らかな材種のフロア材ですと、傷が付き易い反面、日常生活での足腰への負担が少なく、肌さわりも暖かく感じます。
硬い材種のフロア材ですと、傷は付き難いですが、日常生活での足腰への負担が高くなり、肌さわりも冷たく感じます。
一年中、裸足で過ごすワンコや猫も、選択するフロア材の影響は非常に受けます。
足の肉球の柔らかさも、変わっていくかもしれません。
選べる選択肢が増える事は、それだけ日常生活の影響も考えて仕様決定に悩む選択肢が増える事にもなります。
でも、悩むことが家造りでは一番楽しい事でもあります。

小さな社会

昨年の自粛ムードでの中止から一変して、今年は各地で夏祭りが盛んにおこなわれています。
昨晩も花火が終わって、家路を急ぐ子供達の自転車のグループを見掛けました。
子供達には子供達の社会があります。
子供達の社会でも、夏のお祭りの日は夜まで遊べる特別な日として楽しんでいるのでしょう。
自分の子供の頃を思いだしてもそうでした。
家造りは、その地域の社会の一員になる事です。
決して、自分だけはその地域の一員にならないという事では社会生活は出来ません。
人が二人集まれば社会は成り立ちます。
一番小さな社会は夫婦、御家族でしょう。
そして各自が属する社会生活を尊重する事も正しい家造りに必要不可欠です。
その為の方法も考慮した住宅の方法を考えて実践しなくてはいけません。
正しい社会生活を実践する方法も家造りでは考えましょう。