blog

新着情報&ブログ

2012年7月7日

ブログ

無償の行為

幸せ家造り工房での家造りの活動では、実際の住宅工事に関わる活動以外にも多くの活動があります。
基本的に、幸せ家造り工房では住宅工事に掛かる費用以外は頂かない主義です。
今日も一日の大半が、そのような家造りの活動でした。
朝一番から、立会いが出来ないお客様に代って、引き渡しが終わって生活の場になるばかりの住宅で、預かっている鍵で住宅を開けて、上水道の開封(水栓を開ける行為)の立会いからでした。
一般的な、住宅会社としての定義では住宅工事は、住宅が完成してお引渡しまでです。
住宅工事後に依頼される仕事は、別の請負業務になるのが通常です。
立会い後、事務所に戻って開発行為のある家造り計画における計画の総括のまとめによるお客様との打合せです。
これも、前記の幸せ家造り工房のスタンスを通しての活動です。
お客様に、必要となる工事・申請業務をする各業者さんの見積書をそのままお渡しをして計画の実施の為の打合せ・業務の発注作業をしていきます。
そして、今日は本来の住宅工事の業務の現場監理の活動へ・・・・・。
今日は、それから別件のお客様の御相談の為の活動にはいります。
無償の行為という話題は、住宅会社としてはなるべくスルーしたい話題です。
なぜなら、人を雇用する上で、無償で働くという行為はありえない(労働基準法上あってはならない)行為だからです。
多くの人が、住宅会社の営業活動の一貫として、「サービスで地盤調査をやってもらった」とか「プランをサービスで作ってもらった」というお話を聞きます。
でも安心してください。
その為の費用は、ちゃんと誰かが払っています。
雇用形態・賃金形態で働く社会で無償行為というボランティア活動は存在出来ません。
でも、本当の無償の行為が可能であるという活動があります。
前記の幸せ家造り工房での多くの活動は、本当の意味での活動です。
では、一般的なサービスとされる仕事と本当の意味での無償の行為の違いは?

家造りの活動
サービスとの違い

本来のサービスは、サービスをする事によって対価を頂く行為です。(チップでわかりますよね)
日本では、サービスは無償という意味合いがまだありますが、雇用と労働による報酬形態で考えれば実情は難しいものがあります。
あなたが8時間の労働をして、その賃金で生活をするというように、住宅会社で働く人々や仕事をする業者さんもその仕事による報酬で生活をしています。
例えば、「無料ですよ」と言われてもっらた地盤調査報告書も、調査をする調査士さん等の費用は発生しており、住宅会社はその費用を支払っています。
住宅工事着工前の土地の開発における調査、設計、協議、打合せ、総括業務等も同様です。
したがって、住宅会社は土地の開発工事に掛かる費用以外に、その事前業務に対する人件費・費用・利益も頂く事になります。
「でもサービスでしょ?」
その時は、他の方から頂く事になります。
(住宅会社の利益を削る場合でも、廻り廻って元は、他のお客様から頂いた利益です)
でも、そうではない本当の意味での無償の行為というものもあります。
それは、その業務を雇用する立場である経営者がやる場合。
業務をした人への支払いがなければ、当然、無償で出来る事になります。
経営者自身の仕事以外の時間で業務を実践すればいい。
(経費として掛かるのは、行動した時のガソリン代くらい?)
じつは、家造りにおける一番費用の割合が高い原価は雇用した人の人件費だからです。
幸せ家造り工房の家造りの活動で無償の行為が多いというのは、経営者たる幸せ家造り工房の植田自身がやっているからな訳です。
支払いがなければ、あとは自分自身が頑張ればいいからです。
ただし、この方法だと業務をおこなう経営者自身の経験・知識等が要求されるので、全ての住宅会社が実現出来る方法ではありません。

サービスという意味

あなた自身の身になって考えみてください。
サービスという意味を。
あなたは、無償で仕事をして生活が出来ますか?
サービスという言葉に惑わされないで、本当の意味を知ってください。
その時に、正直な会社とそうでない会社というものがわかります。

お問い合わせはこちら!

メール

資料

モデルハウス

アクセス

pagetop