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完了検査です
今日は、現在、家造りの工事をしている住宅の完了検査の日です。
完了検査は、建築基準法という建物に関する法律で、「建築工事が完了して4日以内に完了検査申請書を提出しなければならない」と定められています。
建物は、工事が完了してから完了検査によって建物がその検査に合格する事によって、利用出来るようになります。
完了検査では、建築された建物が建築確認申請の内容に相違がないか?
建築された建物が法規制に基づいて適正な建物であるか?
検査員の方が、実際に工事を完了した建物に対して現地におもむいて検査をします。
毎回、家造りの住宅工事が完了毎に完了検査に立ち会いますが、どんなに常に正しい家造りをしているという自信があっても、やっぱり検査というものは緊張します。
今日も、検査の時間の30分前に現地に到着して待機をしていました。
検査員の方は、時間通りに家造りの現場へ到着されました。
御挨拶をしてから、早速、完了検査の開始です。
検査員の方は、申請されている設計図書を片手に、メジャーを手に持って、随時、測定もしながら設計図書と照合しながら住宅の検査をしていきます。
住宅の外部の検査から始まって、住宅の内部の検査もします。
・・・・検査の結果は?
もちろん合格です。
完了検査の合格によって検査済書が発行されます。
この検査済書によって、これから住宅工事の完了の申請に関わる書類の作成が始まります。
お客様へのお引渡しまで、もうすぐになりました。
高性能だと良い事も
家造りの計画での住宅の高性能化は、みなさんが考える事です。
でも・・・どうしても一般の住宅に比べてコストが掛かってしまうという現実から、
「やっぱり普通のローコストでいいや」
と、あきらめてしまう方も多いのではないでしょうか?
確かに、住宅の高性能化は、一般のローコスト住宅に比べて割高になってしまう現実があります。
でも、その割高になる差以上の、ライフコストの削減が出来る事も御存知の事ですね。
それ以外にも高性能住宅(省エネ住宅と考えてください)では、住宅の税制が優遇されます。
住宅の情報ニュースで2012年度税制改正が紹介されていました。
認定低炭素住宅(トップランナー基準相当の省エネ性能を持つ住宅で建築計画が自治体から認定されている)に対しての控除対象の住宅ローンに関する上限額の優遇。
省エネ性能の高い住宅や耐震性の高い住宅の住宅取得資金などの贈与税の非課税措置の優遇。
認定長期優良住宅に係る特例措置の延長。
家造りの方法によっては、割高分なんてすぐに無くなってしまうかもしれませんね。