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2012年5月21日

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家造りの過程でわかる事

家造りの計画では、計画が進んで具体的な住宅の概要が出来てからわかる事もあります。
例えば、敷地の地盤強度の判定。
家造りの計画で住宅が建つ土地に対する地盤強度を判定する為に地盤調査がおこなわれます。
よく、住宅営業のトークで「先に地盤調査をしてみましょう」と、お客様に対してサービスのような住宅工事を先に手を付けてしまった感を感じさせるようにして、お客様から御断りをし難いようにする手法があります。
敷地調査の場合は、敷地に対する法規制や地目・測量をおこなう行為ですので、これは事前に知っておいて間違いはありません。
地盤調査の場合は、実際の住宅工事に関しては、その土地に住宅が実際に建つ場所の強度を測定する必要がある為、家造りの計画の段階での調査は、参考資料以上のものにはならない為、その費用の出処の方が疑問にもなってしまいます。
家造りの計画では、建てる予定である住宅のプランが決まって、その土地に対する配置計画が決まる過程でわかる事も多くあります。
住宅の排水設備(下水・雨水)の配管計画では、住宅の排水箇所から土地の最終の排水設備(汚水桝・側溝)までの、経路・勾配等によって、配置計画時の設計GL(土地の高さ)の考慮が必要になるかもしれません。
電気の住宅への幹線引込計画でも、土地外から引込がされる経路の検討によって、事前に電力会社との協議の必要性が出ます。
このような、家造りのの計画の過程でわかる事は、みなさんが手にする綺麗なカラーのプレゼンの段階では、多くの事項がわかりません。
実際の敷地の調査がなされる過程でわかる事もあります。
その結果を基に、実質的な家造りの計画の進行は、設計図書の作成されます。
この設計図書の作成の段階の過程でわかる事も多いのです。

設計図書の作成の過程
設計の過程でわかる事

家造りでは、計画の過程でわかる事もあります。
実際には、あなたの手にするきれいなカラーのプレゼンでは、すべての家造りの過程でわかる事は、そう多くありまません。
実際の住宅を建てる土地の敷地調査の過程でわかる事も多くあります。
その結果に基づいて作成される住宅の設計図書の作成の過程でわかる事も多くあります。
土地と住宅の関係を設計する配置図では、土地の高さ、排水経路の考察、電気の引込の線の考慮等が、設計図書の作成の段階で反映されていきます。
実際の間取り計画では、構造計算によって、壁の配置計画が考察されます。
住宅の設計が進んで、平面詳細図が作成されます。
詳細な設計図書の作成によって、実際の住宅工事の納まりが考察され、内壁の有効寸法による動線計画が適切であるかも判断されます。
電気設備図等の作成の段階では、家電製品の配置・家具の配置計画を考慮に入れて、間取りの計画が見直されていきます。
多くの情報によって、より良い住宅の実現が成されていきます。
あなたと住宅営業マンがきれいなカラーのプレゼンボードで間取り計画が出来れば、後は、建築士が後付の根拠で設計図書を作成してOKではいけません。
家造りの計画の初めの段階から、間取り計画の決定、設計図書の作成・・・実際の住宅工事・・・と、住宅のスペシャリストである建築士が常に関わっていく事が、正しい家造りになります。

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