見える？見えない？

初号住宅の廻りは新築住宅の工事ラッシュです。
道斜めお向かいの分譲地では３軒の住宅が、それぞれ別の住宅会社で工事中。
今日は、そのうちの最後の一軒のお家が上棟工事をしていました。
それぞれの住宅会社ごとに家造りは違って参考になります。
住宅が多く建つ地域では、それぞれの住宅の住人の毎日の生活のプライバシーをどの程度確保していくかも大切な事になります。
といっても、プライバシー重視で高い塀で住宅を囲ってしまうと防犯対策では非常に危険になってしまいます。
防犯対策の面では見せる防犯が非常に有効になるからです。
ところで、毎日の洗濯物干しはどうするか？考えていますか？
多くの方の希望の立地条件での南道路の敷地は特にですが、毎日の洗濯物干しはバルコニーでされる御家族が多いはずです。
そうすると、敷地全面の道路やお隣のお家の窓から洗濯物は丸見えになってしまいますよね。
服やタオル類・お布団ならいいですけど、下着類は見えるのは困ります。
洗濯物の裏に干す？
絶対見えないという事はないし毎日は大変です。
ＷＢ工法の住宅のように室内干しが出来るような住宅なら良いですが、室内干し以外での対策はどうするか？
バルコニーの手すり壁に変化を持たせましょう。
一般的なバルコニーの手すり壁は法規制で１１００以上になっています。
それよりも高い手すり壁の部分を造って、そこへ見せたくない物の物干しコーナーとして利用します。
バルコニー全体の手すり壁を高くしてしまうと、お布団を干すのに苦労したり２階居室への採光や通風を妨げてしまうのでデザイン的に物干しコーナーを造ります。
また、バルコニーの物干しコーナー部を広くして、物干し掛けを下の方に設けるようなスペースをとるのも同様に目隠しには有効です。
家造りでのちょっとした配慮で毎日の生活での見える？見えない？は変わります。