見えない処ほど重要です

大切な住宅取得資金計画。
何が予算オーバーになる原因になるか？
一番多いのが敷地に対する予算です。
これは土地の値段ではなく、地盤等の問題。
瑕疵担保責任保険の義務化により、地盤調査は必修条件になりました。
地盤調査の結果の判断は住宅会社（設計者）の判断という事になっています。
その為、地盤の判断の為にも地盤保証による保証制度の活用は必修になります。
住宅取得の為の資金計画の当初、地盤調査による地盤改良工事や基礎補強工事の予算を見込んでおく必要がありますが、まだ、なかなか実践出来ていないのが現状です。
これは、昔から家が建っていたから大丈夫だろう？とか、この地域は地盤が良いだろう？といった｢だろう？｣が原因。
この岐阜市及周辺地域は非常に地盤としては軟弱な地域です。
必ず、地盤改良工事・基礎補強工事の費用は見込んでおきましょう。
また、予算内で決してケチってはいけないのが基礎・躯体の費用です。
これは、後で修理や補強が困難なうえ、家の安全性・耐久性に係わります。
３０年でダメになる家よりも６０年の耐久性がある家の方が将来的にはローコストの家造りになります。
家造りでは見えない処ほど重要です。
見えない処ほどこだわった家造りが将来的には、ローコストで成功する家造りになります。