蒸し暑い！

朝から蒸し暑い一日でした。
午前中、モダンデザイン住宅の家造りの現場で昨日のアンダーヘルスの取付作業の続き。
昨日、出来なかった勝手口階段の傍の基礎換気孔にＷＢ工法の通気装置のアンダーヘルスを設置。
４か所あるビスで固定します。
そして、各箇所のアンダーヘルスの気密作業。
ＷＢ工法の通気装置のアンダーヘルスは外気温に形状記憶合金の特性で反応して換気孔を電気を利用せずに自然の力で開閉をします。
今日のような暑い日はもちろんアンダーヘルスは全開の状態で開いています。
蒸し暑い中での作業で汗をしっかりとかきました。
設置作業終了後、点検の為に住宅内に入ると・・・ヒャーと涼しく感じます。
今日は自分以外に作業をする者はいなかったので、家造りの現場内は誰もいなくて窓も閉めきっています。
もちろん、電気を使用する２４時間換気システムや換気装置は作動していません。
普通の住宅ならむさるような暑さの条件のはずです。
住宅の電療等のエネルギーを消費していない素の状態の涼しさです。
)^o^(　涼しい・・・！
一般的な省エネ住宅の考えは、断熱性能を高めて住宅内の気密を確保して冷暖房装置の冷気・暖気を逃がさないようにして外気の影響を受けないようにする住宅の魔法瓶化の考え。
住宅内に籠ってしまう悪い空気や湿気は換気装置によってきれいな空気と入れ替えるシステムになります。
つまり、常に電気等のエネルギーを消費しないとシステムの維持は出来ない事になります。
いくら冷暖房の効率を良くしてエネルギーの消費を抑えても他方、省エネの為のシステムの維持にエネルギーを消費しては意味がありません。
本当の住宅の省エネ化は、極力エネルギーを消費しない事によって成り立ちます。
住宅の省エネ性の確認には、住んでいる状態（エネルギーを消費している状態）ではなく、住む前（エネルギーを消費していない状態）でわかります。
正しい住宅の性能を知る為にも、家造りの工事が終わる段階での見学をさえれてはどうでしょうか？