納まりの大切さ

今日も現場監理中心の日。
今日は建具業者さんと大工さんを交えて現場での打合せでした。
最初は空間住宅の畳コーナーの納まりの打合せ。
コーナー部の間仕切り障子をどちら勝ちに納めるか？から始まって建具の取付に係わる必要寸法を打合せしました。
この打合せにより鴨居・敷居の納まり寸法が決定されていきます。
次はコミュニケーション住宅のリビングの可動間仕切りの打合せ。
上吊レールによる必要施工寸法、戸当たり部の各納まり方法を確認・打合せでした。
住宅工事による納まりとは非常に重要な事項です。
納まりに関しては住宅の設計時に詳細図として書かれますが、あくまでも机上の理屈です。
各業者さんを交えて、施工方法、材料等を念入りに打合確認をして、現場での最終納まりを決定、資材の調達をしなくてはいけません。
この納まりを大切にするか？しないか？で住宅の工事の善し悪しは目に見ててきます。
納まりとはミリ単位の設計と施工技能の世界です。
良い家造りには、納まりもこだわらなくてはいけません。