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2006年1月22日

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普通である為に

今日も幸せ家造り工房の家造りの現場では、各業者さん・大工さんが一生懸命に家造りの仕事をしています。
その中で自分は、毎日、設計監理・現場監理・現場掃除をして家造りのコミュニケーションをとっています。
いつもの日常の普通の光景です。
一方、巷の他の家造りの現場では資材不足の弊害が出始めていると聞きます。
4月以降は工事の見込みがつかない処もあるようです。
今日、自動車のガソリンを給油に行くと「一回の給油あたり3000円」までとしますと張り紙がされていました。
日常の生活でもじわじわと今回の災害の影響が出ています。
被災地の方々の苦労を考えれば些細な事かもしれませんが、これからこの地方でも大きな影響が出てくるでしょう。
日常の事を普通に出来る事がなんと幸せな事か。
こういった普通である為の努力というものは日々の日常の積み重ねの結果です。
自分は家造りの現場では、設計士として、監理する者として、経営者として、現場掃除する人として・・多くの顔を持ちます。
家造りに対して厳しく叱咤する事はありますが、横柄な態度やいばったり、裏表の顔を使い分ける事はありません。
常に自分から相手に挨拶をする事に心掛けて、どんな人に対しても分け隔てなく頭を下げます。
家造りの現場周辺にゴミが落ちていたり汚れていたりしたら、自分の手を汚して清掃をしています。
他人にやらせるのではなく、必ず、自分の手を汚すという事を大切にしています。
汚い話、ウンコが落ちていれば、何もなければ素手でも拾います。
手なんか後でいくらでも洗えます。
ただし、いくら汚れるような事をしていても、日常、いつも清潔で相手に不快にならないように身なりも気配りもしています。
普通でいられる為の努力とは違うかもしれませんが、毎日の日常の自分の言動・態度・必ず有言実行するという事のせいか?
現在、家造りの仲間の協力業者さんからは、「植田さんが好きだから」という言葉でお付き合いをして頂けて、仕事をして頂き、困った時も助けて頂いています。
その結果が現在の良い家造りです。
幸せ家造り工房での自分の日常の行動の原理は、自分に偽らず、正直で、約束を守り、ありがとうな気持でいるという事です。
正直者・お人好しは馬鹿をみる世の中といいますが、そういった人でいられる事が日常の事を普通でいられる事につながっているのかもしれません。
自分の力だけでは微力、まわりのみんなの力に助けれて、現在この時でも日々の日常の事が普通にいられる事を知っています。

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